社会医療法人母恋 天使病院
地域の周産期母子医療の拠点として、機能をさらに充実。
施設概要
- 所在地
- 北海道札幌市東区北12条東3丁目1番1号
- オープン
- 2012年5月
- 建物
- 地上6階
- 診断科目
- 15科目
- 病床
- 260床
- 設計
- 株式会社 久米設計
- 施工
- 西松建設 株式会社
2011年に100周年を迎えた天使病院。2014年秋のグランドオープンに向け、3期に分けて病院の全面建て替えを計画しています。第1期として2012年5月にオープンしたのが、産婦人科・NICU科・小児科を中心に、妊娠初期から小児期まで幅広く切れ目のない医療を展開する周産期母子センターです。小児に関わりの深い耳鼻咽喉科の外来も配置、新生児の外科治療を行う小児外科や、未熟児網膜症の治療を行う眼科、妊婦の糖尿病管理を行う糖尿病・甲状腺科など他科とのチーム医療で、さらなる機能の充実が図られました。
センターのテーマは、高度な医療と安らぎの融合。バリアフリーやプライバシーへの配慮、機能的な動線を重視し、安らぎの空間づくりに努めました。個室を多く配し、多床室もより個室性を高め、入院生活のストレスを少しでも軽減できるような工夫もしています。
小児科病棟のプレイルーム。角のない家具など、安全性に十分に配慮した製品を選定。
病室は、木目をベースにした温かみのある内装。家族もゆったり過ごせるようソファを配置。
光がふんだんに入る明るい食堂・デイルーム。家族はもちろん、患者さん同士のコミュニケーションを促す心地よい空間を演出。
小児科待合のロビーチェアは、壁や扉の楽しいデザインに合わせた色使い。張地は汚れがつきにくく、拭きとりやすいビニールレザー。
落ち着いた雰囲気の産婦人科待合。リラックスして診察を待つことができる。
診察室は緊張をほぐす優しい色使いで、患者さんがリラックスできるよう配慮。