医療法人社団 東郷会 恵愛堂病院

職員にヒアリングを重ね、細やかな配慮が感じられる新病棟を実現。

　１９８４年、診療所のような小回りが利くサービスと、大病院並みの医療レベルを目指して開院した恵愛堂病院。４４床から始まった病床は２７０床までになり、２０２０年１０月には敷地面積１万１６００平方メートル、鉄骨４階建て、延べ床面積８２００平方メートルの新病棟が誕生しました。1階は総合受付と外来診察室、検査室など、２階と３階が急性期病棟、４階が地域包括ケア病棟となっています。
　新病棟は、職員と患者さんの双方にとって優しい環境を作ることを第一に考え、各部署トータル百回を超えるヒアリングのもとに計画。雨に濡れずに搬送でき、患者さんのプライバシーも守れるよう救急外来と接続する救急車専用のドックを設ける、バリアフリーを採用するなど、細やかな配慮が感じられる設計が実現しました。また磁気共鳴画像装置（MRI）、コンピューター断層撮影（CT）など検査機器も新調。地域の中核病院として高度な医療提供に取り組み、地域医療の一翼を担うことができるよう努めています。