公益財団法人 甲南会 甲南医療センター
阪神地区の基幹病院として中心的な役割を果たすべく、5年をかけて建て替え。
施設概要
- 所在地
- 兵庫県神戸市東灘区鴨子ヶ原1丁目5番16号
- オープン
- 2019 年10月
- 建 物
- 本館/地上7階 地下2階 南館/地上5階
- 診療科目
- 29科目
- 病 床
- 461床
- 設 計
- 株式会社竹中工務店
- 施 工
- 株式会社竹中工務店
東灘区の基幹病院として80年以上にわたり地域医療を支えてきた甲南病院。新たな時代に
必要とされる医療の実現に向け、2017年から建て替えを進めています。2019年10月には第1期工事が終了し、374 床で新病院をオープンしました。これを機に、病院名も甲南病院から甲南医療センターへと改称しています。
新病院には8床のI C Uと10室の手術室を設け、PET-CTなど先端の医療機器や設備を多数導入。内科診療の強化や緩和ケアチームの充実のほか、外科系医師を増員してチーム編成を一新、低侵襲手術から高難度手術まで対応できるようになりました。第2期工事が完了する2022年には461床に増床予定で、東灘区のみならず阪神地区における高度急性期・急性期医療、救急医療を担い、終末期医療も備えた総合的な基幹病院となるべく発展を続けています。
患者さんが視認しやすいよう、コントラストを効かせたスタッフステーション。
病棟スタッフステーションの準備室には、使い勝手のよい透明なトレーの診療材料収納と、奥行がコンパクトな点滴作業台を設置。
4床室には、作り付けのロッカーを採用。ナチュラルな色合いが部屋にマッチしている。
ベージュ系でコーディネートした病室。付き添い用に機能的な折りたたみチェアを配置。
面談室には、患者さんやご家族にわかりやすく説明できるようにモニターを設置。
患者さんとスムーズにコミュニケーションが取れるようクラークデスクを置いた診察室。診察デスクは、医師と患者さんが同じ画面を見ながら話のできるラウンドタイプ。