さいたま市立病院
「地域完結型医療の要」としての役割の実現を目指 して移転新築。
施設概要
- 所在地
- 埼玉県さいたま市緑区大字三室2460
- オープン
- 2019年12月
- 建 物
- 地上10階
- 診療科目
- 29科目
- 病 床
- 637床
- 設計・監理
- 株式会社山下設計
- 施 工
- 鹿島・斎藤工業・松永建設 特定共同企業体
60年以上にわたり、地域の基幹病院として市の医療水準の向上に貢献してきたさいたま市立病院。老朽化や狭隘化に伴い隣接地に新病院を建設、2019年12月にオープンしました。
新病院では①救急医療の充実、②急性期医療の強化、③放射線部門、特に放射線治療の強化、化学療法室の拡充や緩和ケア病棟の新設などがん医療の充実、④外来から産科、新生児、小児科まで同一階に集め成育母子医療センターとして効率的に一連の管理ができる体制への整備、⑤精神科身体合併症病棟の新設、⑥感染症対策としての感染外来、陰圧個室や感染症患者専用のエレベーターの設置、⑦病棟での看護師の動線の短縮化による労働環境の改善など、「地域完結型医療の要」としての役割を担うために必要な機能を整備。市内の小さな診療所やクリニックなどと連携し、地域内で医療が完結できる体制を整え、市民が安全・安心に暮らせる地域社会の構築に努めています。
落ち着いた色合いの張地とアルミ脚のロビーチェアが洗練された印象を演出する総合待合。
温かみのある木質系の家具を採用した図書コーナー。内装に合わせてダークブラウンでコーディネート。
爽やかな色合いでまとめたスタッフラウンジ。気分に合わせて利用できるよう、ブース席やテーブル席などをレイアウト。
小児科待合は、カラフルなウェーブ形状のソファをランダムに配して楽しい雰囲気に。
がんサロンは、穏やかに過ごせるよう家具をゆったりと配置し、ナチュラルなトーンでコーディネート。
白を基調としたスタッフステーションは、ナースカートの支柱の色を全て変えて軽快さをプラス。