福岡歯科大学 医科歯科総合病院
先進的な機能を備えた快適なエコホスピタルを実現。
施設概要
- 所在地
- 福岡県福岡市早良区田村2丁目15番1号
- オープン
- 2020年9月
- 建 物
- 地上5階
- 診療科目
- 35科目
- 病 床
- 50床
- 設 計
- 清水建設株式会社
- 施 工
- 清水建設株式会社
老朽化や大規模地震への対応に伴う建て替えにより、2020年9月に新病院をオープンした福岡歯科大学医科歯科総合病院。1973年に福岡歯科大学附属病院として開設、2005年に福岡歯科大学医科歯科総合病院となり、現在では23の医科診療科と12の専門歯科を含む4つの歯科診療科を併設し、全身的立場から総合的な医療を提供すると共に、口腔医学の教育・研究も担う大学病院です。
「地域・社会とつなぐ」「教育・研究・臨床をつなぐ」「歯科と医科をつなぐ」「未来へとつなぐ」からなる4つの「つなぐ」をコンセプトにした新病院は、延べ床面積が旧病院の約1.5倍。日々進歩する医療を提供するためCT、MRIをはじめとする最新の検査・治療機器を設置、全館バリアフリーを実現するなど安心で快適な空間づくりにも配慮しています。また建物は免震構造を採用、自然エネルギーの活用や先端技術を用いた効果的な省エネ制御などを導入し、国土交通省が公募する「サステナブル建築物先導事業(省CO2先導型)」にも採択されました。未来を見据え、口腔の健康から全身の健康を守るという「口腔医学」の理念のもと、臨床と教育・研究が一体となって地域に貢献できる大学病院となるよう努めています。
開放感のある3層吹き抜けのエントランスホールには、ステンドグラスと調和する色合いの大小のスツールをランダムに配置。
パープルカラーのスツールでアクセントを効かせたインプラント個室。
壁面のグリーンを引き立てる4色のロビーチェアで爽やかさを演出した外来待合。
子どもたちの緊張を和らげ楽しい気持ちで過ごせるように、森の動物たちのグラフィックを配した小児待合。
患者さんの気持ちが明るくなるようにとオレンジ色を基調にした病棟フロア。スタッフステーションには清潔感あふれる白系の家具を配置。
病院長室には、内装と融合する落ち着いた色合いのスタイリッシュな家具を採用。