流通

書籍・グッズ

EC事業の拡大と将来の3PL体制の確立を目指して

株式会社 虎の穴 とらのあなロジスティクスセンター(TLC)

生産効率や商品稼働
の無駄と人手確保

1996年に小売店舗から事業を開始し、20年以上にわたって同人誌の委託販売を中心としたビジネスを展開をする、株式会社虎の穴様。通信販売事業のさらなる拡大を目指し、新たに倉庫移転を決定しました。従来の倉庫は多層階での運用で、生産効率や商品稼働の無駄が多く、また24時間稼働を行う中で人手の確保が難しくなっていました。

多品種・小ロット物流のさらなる効率化

保管スペース削減

従来の倉庫面積と
比較して

新センターでは、天井高を有効活用したオートストアによって、高密度保管を実現。倉庫全体面積も5500坪からワンフロア3500坪に縮小できました。

作業生産性

GTP(Goods to Preson)での
ピッキング作業で

以前の一人の稼働時間における平均ピッキング数は1時間あたり60行でしたがオートストア導入後の現在では、100行まで処理が可能となりました。

  • 多品種・小ロットを扱う同社の物流条件に合わせて、ビン(コンテナ)高さが低いタイプを採用。約500坪のスペースに42,080ビンを格納することができる。

  • 出庫側ポート(ワークステーション)でピッキング作業が完結するため、スタッフの作業負荷も軽減。歩く・探すといった工数が無くなった分、作業者一人あたりの生産性も向上した。

  • オートストア導入後も商品の入荷量やそれぞれの受注状況に応じて、これまで通りの棚とパレットロケーションも併用している。

オートストアの高密度保管により、約500坪のスペースに約5万種類200万部の書籍を保管。一人あたりのピッキング作業効率も1.6倍に向上しました。発送件数の約7割をオートストアで処理できるため、人的作業の標準化と生産性の向上を実現でき、 24時間稼働体制や繁忙期でも安定したオペレーションが可能となっています。今後は多品種・小ロットの物流ノウハウを生かし、自社物流だけでなくオートストアを中心とした、他社商品との庫内物流および配送業務の共同化を提供する3PL事業進出も視野に入れた新たなビジネスモデルの展開を目指しています。

導入エリアの紹介

導入エリア図
  • ロボット台数 42
  • コンベヤポート 21カ所
  • ビン数 42,080
    220ビン/12段積み
  • 入出庫能力(最大)
    1,037ビン/時間(計算値)
CORPORATE DATA

株式会社 虎の穴
とらのあなロジスティクスセンター(TLC)

所在地
千葉県八千代市保品1809-1 プロロジスパーク八千代 12F
稼働
2023年11月

株式会社虎の穴様は、1996年に小売店舗から事業を開始し、20年以上にわたって同人誌の委託販売を中心としたビジネスを展開しています。

掲載している情報は、
納入および取材当時のものです。

事例動画

その他の納入事例

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