製造
計測機器
東亜ディーケーケー 株式会社
生活インフラに関わる計測機器を製造販売している、東亜ディーケーケー株式会社様。計測機器は、ライフサイクルが長いことから補用品・消耗品の供給も長期間となり、またラインナップも膨大化しているため、生産・物流能力の向上を図っていく必要がありました。さらに、トラックの荷待ち時間の削減・労働人口の減少などの課題に向けたDX化対応として、自動化設備を活用した物流体制の見直しを検討されていました。
従来の平置き棚の運用では、約530m²の保管スペースが必要でしたが、梁や柱を避け、床を一部掘り込むオートストアならではの自由度の高いレイアウトで、約320m²のスペースでの保管を実現しました。
1日あたり約400〜500ケースの出荷に対し、オートストア導入前は18時を過ぎる残業で出荷対応をしていましたが、現在は16時には作業を終了し、トラックの定時便を待たせることなく出荷完了しています。
建屋の床の一部を掘ることで天井高そのままに、床下まで保管スペースを確保できる柔軟性と高密度保管が決め手となり、オートストアを導入。その結果、事業拡大に伴う消耗品やメンテナンス品など多品種にわたって増加する在庫保管に対応し、将来的な市場の変化にも柔軟に対応できる物流体制を構築することができました。また出荷までの待機時間も削減し、出荷を円滑にすることで、製品販売の機会損失を防ぎ、かつ持続可能性を高めるためのDX化に貢献しています。
東亜ディーケーケー株式会社様は、1944年の創業以来、水・大気・ガス・医療の4つの分野を軸に計測機器の専業メーカーとして事業を展開されています。開発から生産、アフターサービスまで一貫した体制で、現在は海外事業の拡大にも注力されています。
掲載している情報は、
納入および取材当時のものです。
まずはオートストアを実際に見てみたい!
ショールームにてオートストアをご覧いただけます。