社会福祉法人 浴風会 高齢者保健医療総合センター 浴風会病院/老健くぬぎ
高齢者医療の専門機関として、地域医療・在宅 介護の拠点を開設。
施設概要
- 所在地
- 東京都杉並区高井戸西1-12-1
- オープン
- 2014年10月
- 建 物
- 地上1 階、地下6階
- 診療科目
- 12科目
- 病 床
- 病院250床、老健100床
- 設 計
- 株式会社石本建築事務所
- 施 工
- 大成建設株式会社
1923年の関東大震災で被災した高齢者等の援護を目的として、義捐金を基に内務省社会局により財団法人として設立され、戦後に社会福祉法人化された歴史ある浴風会病院。日本の老年医学発祥の地として知られ、現在では東京都より認知症疾患センターにも指定されています。
2014年10月、新築移転する病院と新たに開業する介護老人保健施設を合築させた、地域社会貢献のシンボルともいえる「高齢者保健医療総合センター」を開設。施設は、一般病棟・地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟・医療療養病棟計250床の病院部門と、一般棟・認知症専門棟計100床の介護老人保健施設部門で構成。この快適性・効率性を追求した医療空間で、現状の医療の充実はもちろん、在宅診療として訪問医療、訪問看護・リハビリテーションなどに積極的に取り組み、地域の高齢者医療の拠点としての役割を果たしています。
介護老人保健施設のスタッフステーション。
落ち着いて作業できるナーステーブルを配置。
回復期リハビリ病棟の食堂。車椅子の利用者も使用しやすいように、天板の高さが調節できるテーブルを配置。
テーブルと椅子を配置した食事をする空間とソファを配置したくつろげる空間で構成された、介護老人保健施設の食堂・デイルーム。
病院のスタッフステーション。
カートピットを配置して、移動性の高いレイアウトを実現。
家族控室には、家族が落ち着いて過ごせるように木製家具を配置。
卓上にヒュームフードを備えた病理検査室。
会議室には、多目的に使えるように、移動できるスライディングウォールを採用。