香川県厚生農業協同組合連合会 屋島総合病院
移転新築により、急性期医療に加えて回復期医療にも対応。
施設概要
- 所在地
- 香川県高松市屋島西町2105-17
- オープン
- 2016年11月
- 建 物
- 地上4階
- 診療科目
- 23科目
- 病 床
- 279床
- 設 計
- 株式会社日建設計
- 施 工
- 五洋建設株式会社
1948年の開院以来、高松東部地区の拠点病院として積極的に医療事業を展開してきた屋島総合病院。昭和40年代に建築された病棟の老化が激しく、耐震性も乏しいため、快適で安全な医療サービスと療養環境を提供できるよう移転新築を決定。従来の2倍の敷地面積を確保し、東南海地震に備えた耐震構造で、2016年11月に新病院をオープンしました。
新たな機能として、脳血管疾患などの患者さんに対して集中的なリハビリテーションを実施する「回復期リハビリテーション病棟」と、医療と介護の架け橋となる「地域包括ケア病棟」を開設し、回復期医療に対応。「回復期リハビリテーション病棟」では、心身ともに回復した状態で社会復帰できるよう、専門スタッフがチームとなりリハビリテーションを実施。「地域包括ケア病棟」では、医療ソーシャルワーカーや管理栄養士、歯科衛生士なども関わって在宅復帰を目指すなど、より幅広く地域住民のサポートができる体制を整えています。
フロアによりチェアの色を変えたデイルーム。四角形のテーブルは、人数に応じて組み合わせて使用できる。
自由な座り方ができるソファを設置した窓際コリドー。廊下が奥に行くほど狭くなっていることを感じさせないレイアウト。
柱と床に調和するモノトーンのロビーチェアを採用した総合待合。
人間ドックデイルームには、ゆったりと寛げるリクライニングチェアを設置。
テーブルのスチール脚も木目調にし、やさしい雰囲気を演出した手術室前家族待合。
診察室には、空間を有効活用できる跳ね上げ診察台を採用。