地方独立行政法人 北九州市立病院機構 北九州市立八幡病院
新築移転により、救急医療・小児医療・災害医療などをさらに強化。
施設概要
- 所在地
- 福岡県北九州市八幡東区尾倉二丁目6番2号
- オープン
- 2018年12月
- 建 物
- 地上7階
- 診療科目
- 22科目
- 病 床
- 350床
- 設 計
- 株式会社山下設計
- 施 工
- 鹿島建設株式会社
1930年に開設された八幡市立診療所から始まり、北九州市西部の医療を支えて続けてきた北九州市立八幡病院。老朽化や耐震対策に伴い新築移転、「救命救急医療」「小児救急医療」「災害支援医療」を政策医療に、救命救急センター、小児救急・小児総合医療センター、消化器・肝臓病センター、心不全センター、外傷・形態修復・治療センターの機能を備えて2018年12月にオープンしました。
新病院は、成人と小児の救急部門を1階に集約し、より迅速な対応ができるようにハイブリッド手術室を新設。災害時でも医療機能を継続できるよう免震構造を採用、屋上には県内屈指のヘリポートも設置しました。また小児医療を重要なテーマと捉え、小児の重篤な患者を受け入れる小児集中治療室(PICU)を新設、5階小児病棟中央部分には、青空が見える入院患児のための憩いの広場も設けています。高度で総合的な診療体制を維持しながら、患者さんが安心して「もう一度受診したい」と思うような、心の和む病院であることも重視しています。
天井照明と床材が特徴的な総合受付待合。一部に、緊急時に診察台としても利用できるロビーチェアを配置。
ブロックごとにサインで色分けされた外来待合。患者さんをやさしくサポートするヘルスケアロビーチェアを配置。
食事・休憩・カンファレンス等の利用を想定して、人数に応じて組み合わせて使える可動テーブルで構成した医局ラウンジ。
明るい気持ちになれるよう、カラフルにコーディネートした小児科待合。子どもも大人も一緒に座れるウェーブ形状のソファーを採用。
木の質感がやさしい病棟デイルームには、利用人数の変化に対応しやすい四角テーブルを採用。
小児科待合に面した吹抜ホール。遊び心あふれる色鮮やかな屋根がアクセント。