地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター

高齢者にとってより良い環境の中で、信頼できる高度な医療を提供。

東京都健康長寿医療センター・外観

施設概要

所在地
東京都板橋区栄町35番2号
オープン
2013年6月
建 物
地上12階、地下2階
診療科目
29科目
病 床
550床
設 計
株式会社 佐藤総合計画
施 工
戸田建設 株式会社

明治の初めに東京の困窮者や病者などの保護施設として設立され、渋沢榮一も運営に関わった「養育院」を原点に、長い歴史を経て2009年に地方独立行政法人として発足した東京都健康長寿医療センター。高齢者の心身の特性に応じた適切な医療の提供や臨床と研究の連携などを通じて、高齢者の健康増進、健康長寿の実現を目指し、大都市東京における超高齢社会の都市モデルの創造の一翼を担うことを基本理念にした急性期型病院です。

2013年6月にオープンした新施設は、光と緑と水をテーマに地域にマッチした建物を設計。最先端の機器の導入や、プライバシーに配慮した広々とした病室、関連した診療科をまとめた利用しやすい外来配置、有名作家による絵画や写真、彫刻などを多用した寛げる環境造りなど、様々な試みを行っています。

養育院・渋沢記念コーナー天井が高く、明るく広々とした養育院・渋沢記念コーナー。

緩和ケア病棟・家族控室最上階の緩和ケア病棟にある家族控室。窓際には、屋外庭園を眺めながら寛げるハイバックチェアを設置。

総合待合ホスピタルモールには、座り心地の良いハイバックチェアを選定。存在感のあるデザインが落ち着きのある空間を演出。

診療待合診療待合には温かみのあるインテリアに合わせて木のフレームのチェアを採用し、患者さんがリラックスできる空間を実現。

個室個室には、脚部を横に引き出せばベッドとしても使えるソファを採用(左:ソファ、右:ベッド)。

個室

読影室多画面を整然と設置できるモニターアームを導入した読影室。木目のブースで落ち着いた雰囲気に。

スタッフステーションIT化に対応したナーステーブルとナースカートを導入したスタッフステーション。