公益財団法人 河野臨牀医学研究所 附属品川リハビリテーション病院

地域包括ケア実現のための複合施設に移転し、質の高いケアを提供。

品川リハ・外観

施設概要

所在地
東京都品川区北品川5-2-1
オープン
2018年6月
建 物
地上8階、地下1階
診療科目
2科目
病 床
130床
設 計
株式会社梓設計
施 工
株式会社安藤・間

 2018年6月にオープンした全国初の都市型病院・介護老人保健施設・図書館一体型複合施設「品川リハビリテーションパーク・品川区立大崎図書館」。そこで地域に根ざした回復期・維持期のリハビリテーション医療を担うべく、品川リハビリテーション病院は移転しました。
 施設は1階が病院受付と外来、2階に品川区立図書館、3・4階に地域に密着した入所・短期入所・通所リハビリテーション・訪問看護を担う「介護老人保健施設ソピア御殿山」が入り、5階から6階が84床の回復リハビリテーション病棟、7階が46床の医療型療養病棟となっています。この複合施設は地域住民のための都市型モデル施設として全国的に注目されています。
 新病院では入院後の定期的なカンファレンスにより、患者さんに最適切なプログラムを作成。経験豊富な医師や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、介護スタッフ、栄養士、薬剤師、相談員などが一丸となり幅広いニーズに応え、チーム医療で機能回復をサポート、在宅復帰を支援します。また介護老人保健施設との一体的運用によりスムーズな介護サービスへの引き継ぎも実現。地域包括ケアシステムの中心となるべく努めています。

品川リハ・機能訓練室木製家具や間接照明で温かみのある快適な療養環境を整え、より前向きにリハビリを進められるよう配慮した機能訓練室・通所リハビリ室。

品川リハ・エントランス2階にある区立図書館のアクセスも含め、地域の方との交流や融合を考え、多くの方に利用されるように明るく開放感のあるエントランスホール。

品川リハ・スタッフステーションリハビリを行う患者さんに目が届きやすい、見通しのよいスタッフステーション。迅速な対応ができるよう、動線もゆったりと。

品川リハ・職員食堂会議やカンファレンスにも使われる職員食堂。地域住民向けの講演会を開催し、交流の場としても活用している。

品川リハ・診察室患者さんの思いを汲み取り、親密なコミュニケーションを実現できるようレイアウトした診察室。