地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター
堺市初の三次救急を担う救命救急センターを備え、新築移転。
施設概要
- 所在地
- 大阪府堺市西区家原寺町1-1-1
- オープン
- 2015年7月
- 建 物
- 地上9階
- 診療科目
- 27科目
- 病 床
- 487床
- 設 計
- 株式会社日建設計
- 施 工
- 株式会社大林組
2015年7月の新築移転を機に、市立堺病院から改称した堺市立総合医療センター。三次救急を担う救命救急センターや感染症病棟を備えるとともに、新たに心臓血管外科も新設して開院しました。これまで以上に高度な医療を提供すべくハイブリッド手術室や高性能リニアックをはじめとする最新鋭の医療機器を導入。大規模災害時には地域の医療拠点となることから免震構造を採用し、高い能力の自家発電設備やヘリポートも整備して、継続して医療が提供できる機能を完備しました。
また診療科を越えたチーム医療の推進や、機能性・快適性に優れた療養環境の整備など、患者さんの視点に立った医療を追求。さらに次世代を担う医療スタッフの育成や、市民の健康寿命の延伸への寄与など、多方面から地域医療に貢献することを目指しています。
小児科外来では、灯台型のおもちゃ箱を中心に海と港があるイメージを演出。
各診察待合は、患者さんを誘導しやすいようにサインの色とロビーチェアの色を合わせた。
病棟の準備作業室には、必要なものを迅速に取り出せるよう、視認性の高い収納を採用。病棟薬剤師の作業スペースも確保した。
眼科外来の手術室には、手術用器材が取り出しやすく、動線の邪魔をしないキャスター付きの材料カートを採用。
緩和ケア病室には、リラックスして過ごせるリクライニングソファを配置。
診察室には、患者さんと医師がコミュニケーションを取りやすいラウンドタイプのデスクを設置。医療クラーク用に、移動できる端末台としてナースカートを利用。