社会福祉法人恩賜財団済生会支部 済生会小樽病院
より良い医療の提供を目指し、床面積を約4倍にして移転・新築。
施設概要
- 所在地
- 北海道小樽市築港10番1
- オープン
- 2013年8月
- 建 物
- 地上5階
- 診療科目
- 13科目
- 病 床
- 258床
- 設 計
- 三上建築設計・アトリエジーセブン
- 施 工
- 株式会社 熊谷組
1924年に診療所として開設、1952年に病院となった済生会小樽病院。小樽・後志(しりべし)地域の住民の生命と健康を守るため、急性期から回復期、予防医療に至るまで、高度で質の高い医療の提供に努めてきましたが、建物の老朽化・狭隘化に伴い、小樽築港地区JR跡地に新病院を建築、2013年8月に梅ヶ枝・手宮地区から移転しました。
床面積は従来の約4倍になり、婦人科外来の新設などに加え、関節外科センター、脊椎腰痛センター、内視鏡センター、内分泌糖尿病センターを開設。専門医と専門の看護師や技師、管理栄養士などを配置し、チーム医療で患者さんのケアにあたるなど、より良い医療を提供できる環境を整備しました。新たな環境のもと、地域住民により愛される病院を目指し、地域密着型の病院づくりを推進するとともに、後志圏の中核的医療機関として地域の活性化にも貢献することを目指しています。
明るさを強調した張地のロビーチェアを採用した外来待合。診療科目により、肘のあり・なしを適切に配置。
売店横に配置した木製テーブルと椅子。壁の絵画と相まって、くつろぎの空間を演出している。
中央処置室には、機動性の高いナースカートと安定感のある丸ベース脚の患者用チェアを採用。
診察室には、患者さんとのコミュニケーションが取りやすい形状のIT化対応デスクを採用。メディカルクラーク席も配置。
医師の執務空間である医局では、プライバシーと明るい開放感を両立。