国立研究開発法人 国立循環器病研究センター
全面移転により、循環器病の最先端の大規模医療・研究施設に。
施設概要
- 所在地
- 大阪府吹田市岸部新町6番1号
- オープン
- 19年7月
- 建 物
- 地上10階 、地下2階
- 診療科目
- 28科目
- 病 床
- 550床
- 設 計
- 株式会社竹中工務店
- 施 工
- 株式会社竹中工務店
1977年に開設、循環器を対象とする唯 一の国立高度専門医療センターとして、「国の医療政策と一体となって国民の生活を守る」という使命の下、循環器病の制圧に努めてきた国立循環器病研究センター。2019年7月、吹田市と摂津市などが吹田操車場跡地で開発を進める「北大阪健康医療都市」に移転し、世界でも画期的な大規模医療·研究施設としてオープンしました。
新センターは、ICU(心臓血管外科集中治療病床)、CCU(内科系心臓集中治療病床)、NCU(脳神経外科集中治療病床)、PICU(小児集中治療病床)、GCU(新生児治療回復室)といった特定集中治療室や、低侵襲治療ができるハイブリッド手術室4室などを備える最先端の病院を中心に、企業や大学、研究機関の共同研究拠点となるオープンイノベーションセンター、研究所を併設。それぞれの知識と技術を集結、最先端の研究と医療を融合して、地域に密着しながら循環器病の予防と制圧を目指すと共に、世界をリードする革新的な医療の開発にも挑んでいます。
スチール脚、背は木製のロビーチェアで、先進的かつ温かみのある空間を演出した総合待合。床の色に合わせたオレンジとグリーンが印象的。
オープンイノベーションセンター内に、気軽に意見交換ができるサイエン スカフェを開設。ラウンジエリアには、テザイン性の高いソファを採用。
サイエンスカフェのコラホレーションエリアには、目的や人数に応じて自由な使い方ができるよう、可動テーブル、イス、ホワイトホードを配置。
打合せや書類を広げての作業など、使い方に合わせて高さを変えられる よう、上下昇降するテーブルを採用した病棟スタッフステーション。
空間のイメージに合わせて爽やかな色調で統ーした外来食堂。
ICUスタッフステーションの点滴作業台には、情報端末を設置。作業台 両面から端末確認やラペル作業ができる。
外光を取り入れやすく、ゆったりと開放的なストレート4床の病室配置。