地方独立行政法人 奈良県立病院機構 奈良県総合医療センター

奈良県北和地域の高度医療を支えるため移転新築。

奈良県総合・外観

施設概要

所在地
奈良県奈良市七条西町2丁目897-5
オープン
2018年5月
建 物
地上7階 、地下1階
診療科目
31科目
病 床
540床
設 計
株式会社梓設計
施 工
奥村・村本・山上特定建設工事共同体

 旧センターの施設が老朽化し、手狭となったために移転新築した奈良県総合医療センター。救急医療・周産期医療・専門的な質の高いがん医療・小児医療・糖尿病治療・精神医療・災害医療7つの医療の充実を柱に、県民の健康を生涯にわたって「最高レベルの医の心と技」で支え続けられるように生まれ変わりました。
 緑豊かで広大な敷地の中、外来棟、病棟、教育研修棟の3棟からなる新センター。外来棟は自然光が降り注ぐエントランスや2階から5階まで吹抜けの中央ホールがあり開放的に。病棟は全室南向き、明るく眺めのよいデイルームを設け、治療意欲を育む和やかな療養環境に。また最新の放射線治療装置を導入、手術室を増設、ICU·HCUを増床、ドクターヘリ受入用ヘリポ ートを設置、感染症内科や血液·腫瘍内科など5つの診療科も新設するなど、様々な機能を強化。患者さんにとって最適な医療を提供できるよう努めています。

奈良県総合・エントランス自然光が降り注ぐ4層吹抜けの中央ホール。要所に、平城京の朱雀門をイメージした朱色の案内柱を設置。

奈良県総合・待合ゆったりとした空間が広がる中央待合。カウンターの曲線に沿ってロビーチェアをレイアウト。

奈良県総合・がんサロンがん患者さんや家族の方々同士で語り合える場として設けられたがんサロンは、ナチュラルなでトーンでコーディネート。

奈良県総合・外来待合窓の外には緑が広がる外来待合。 外の景色を眺めながら過ごせるよう、窓に向けてチェアを配置。

奈良県総合・小児科待合保護者や付き添いの方が子どもを見守りやすいようレイアウトした小児科待合。

奈良県総合・病室病室には、付き添い用に機能的で温かみもある木製の折りたたみチェアを配置。