国家公務員共済組合連合会 九段坂病院
千代田区の高齢者施設との合築整備事業として、新築移転。
施設概要
- 所在地
- 東京都千代田区九段南1丁目6-12
- オープン
- 2015年11月
- 建 物
- 地上14階、地下2階
- 診療科目
- 12科目
- 病 床
- 231床
- 設 計
- 株式会社 久米設計事務所
- 施 工
- 戸田建設株式会社
1926年に私立病院として創立、戦後に国家公務員共済組合の所有となった九段坂病院。老朽化による建て替えを希望していたところ、千代田区も医療と連携した高齢者サポートセンターの新設を検討していたため、医療・介護の一体施設を実現すべく両者の併設を決定。千代田区役所庁舎跡地を利用した「高齢者総合サポートセンターと九段坂病院合築整備事業」として、2015年11月に新病院をオープンさせました。
新病院は従来の診療機能の増強に加え、在宅ケアの医療拠点として総合診療部門を新設。訪問・通所リハビリテーション等を実施して、高齢者総合サポートセンターを医療面から支援します。また回復期リハビリテーション病棟41床を新設することにより、急性期から維持期まで総合的・継続的なリハビリテーションを提供。区民を対象とした24時間の初期救急を実施するなど地域医療の向上に貢献しながら、超高齢化社会における新しい都市型病院の理想形を追求しています。
セミオープンなスタッフステーション。シックなダークブラウンのテーブル天板色は院内で統一している。
HCUのスタッフステーションには、天井配線処理が可能なナースポートを採用。天板上部にも下部にも棚板を設置できる。
内視鏡検査室の前処理室兼リカバリー室には、電動リクライニングチェアを採用。
窓から皇居の森が眺められる健康医学センターの診察室。
健康医学センターの控室は、ゆとりあるモダンなラウンジ空間。
医局には、収納力の豊富な書架を組み合わせた木目天板のデスクを採用。
中央実験台等の専門什器を配置した検体検査室。