北里大学病院
より高度で先進的な医療を開発・提供するために新築移転。
施設概要
- 所在地
- 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
- オープン
- 2014年5月
- 建 物
- 地上14階、地下1階
- 診療科目
- 37科目
- 病 床
- 1033床
- 設 計
- 株式会社 日建設計
- 施 工
- 株式会社 竹中工務店
神奈川県県央部の中核病院として、特定機能病院、がん診療連携拠点病院に位置付けられ、三次救急医療機関としての機能も果たしてきた北里大学病院。北里研究所創立100周年・北里大学創立50周年記念事業の一環として、大学病院の新築移転を進め、2014年5月に新病院がオープンしました。
新病院は、特定機能病院・大学病院として高度先進医療を開発・提供し、それを担う人材を養成するという役割をこれまで以上に果たすため、手術支援ロボットやハイブリッド手術室等、多くの最新医療設備を導入。救命救急センター、災害拠点病院、周産母子成育医療センター、地域がん診療連携拠点病院としての機能もさらに充実させています。また、よりよい環境で最適な医療を提供できるよう、相談窓口を充実させるなど、患者サービスの向上にも力を注いでいます。
電子カルテカートの運用に配慮した動線を確保したスタッフステーション。ナーステーブルには、看護師が見やすい位置に生体監視モニターとナースコールモニターを設置。
外来待合には、デザイン性、安全性、清潔感、立ち上がりしやすい形状などを追求し、インテリアにも調和するロビーチェアを製作。
診察室のデスクは、机上面を広く使えるようアッパーユニットを活用。掲示物用にホワイトボードパネルも設置。
薬剤保管室には、薬剤カートの動線や麻薬管理方法、スタッフの使い勝手、将来的な運用変更などに配慮した収納を選定。
作業台下部の診療材料トレー引出しが施錠できる点滴処置台を採用した外来処置室。
手術室には、搭載量の違う2タイプのナースカートを配置。支柱のカラーは統一した。
木目扉で、ユニバーサルデザインのトイレブースを採用した外来トイレ。