社会医療法人 黎明会 北出病院
医療環境の向上のために、外来棟・病棟を全面的に増改築。
施設概要
- 所在地
- 和歌山県御坊市湯川町財部728-4
- オープン
- 2014年6月
- 建 物
- 地上5階
- 診療科目
- 24科目
- 病 床
- 182床
- 設 計
- 芦原建築研究所
- 施 工
- 清水建設 株式会社
1年365日、夜間や休日でも患者さんの要望に対応し、地域住民の信頼に応えることを目指す北出病院。一部施設の老朽化を解消すると共に、耐震補強を行い、療養環境も向上させるため、2012年から病院本館の増改築を進め、2013年5月に1期工事が、2014年4月に2期工事が完了しました。
1期工事では、救急入口や救急室など、急患の診療体制を充実。MRIやCT、マンモグラフィーなど最新の検査機器や、ハイテクナースコールなども導入しました。2期工事では、玄関や1階の待合などを整備。透析室は17床から30床に増やし、最新型の全自動透析装置を導入。非常電源としての自家発電装置も確保して、災害支援病院としての役割も充実させています。
窓に面した開放的な診療待合には、大きめのロビーチェアをゆったりと配置。窓側にはテーブルとチェアを並べ、多目的スペースとして活用。
化学療法ブースには、長時間の点滴でも楽な姿勢がとれる電動リクライニングチェアを設置。
診察室のデスクは、患者さんとのコミュニケーションをとりやすいミーティングタイプの天板を採用。メディカルクラーク用のデスクも配置。
診療科目の特性に合わせた待合チェア。
膝の曲げ伸ばしが困難な患者さん用には、
座面の高い椅子を採用。
部屋の中に部屋を作るイメージで薬剤準備のコーナーを設けたスタッフステーション。
フレームに付属したロールスクリーンを下ろせば、作業に集中できる。
スタッフステーションのどこでも電子カルテを使えるように、ノートパソコン用カートはナーステーブルにも、カウンターにも組み込んで使える設え。