神奈川歯科大学附属病院
「地域に開かれた次世代の歯科大学病院」をコンセプトに、移転新築。
施設概要
- 所在地
- 神奈川県横須賀市小川町1番地23
- オープン
- 2017年11月
- 建 物
- 地上12階
- 診療科目
- 9科目
- 病 床
- 23床
- 設 計
- 日揮株式会社
- 施 工
- 五洋建設株式会社
1964年の開設以来、地域医療に貢献しながら歯学生の臨床教育に努めてきた神奈川歯科大学附属病院。施設の老朽化に加え、口腔と全身を横断的に診察する高度医療への対応を強化するという未来戦略を考慮して移転新築、2017年11月に新病院をオープンしました。
新病院は従来型の診療科に加え、新たな診療センターや診療科を設けています。 重篤な全身疾患や障害を持つ患者さんに対応する「全身管理高齢者歯科・障害者歯科」。口腔と関連の深い全身の疾患を対象に、横浜市立大学医学部附属病院と連携して精密検査・治療を行う「消化器内科、糖尿病・内分泌内科」。医師と歯科医師が協同で診断・治療に取り組む「医科歯科連携センター」。未病の段階からお口のメインテナンスをサポートする「オーラルケアセンター」。最新技術を駆使した包括的な歯科診療を提供する「先進歯科医療センター」。さまざまなケースを想定し、あらゆる世代のライフステージに応じた医療・歯科医療を提供することを目指しています。
小児歯科のブースは、各エリアのカラーに合わせて椅子の張地をコーディネートし、優しい雰囲気づくりを心掛けた。
診療室には、効率良く保管でき作業性にも優れた診療材料棚を設置。
1床室には、横に引き出すと簡易ベッドになるソファを採用。
待合の近くに設けたラウンジでは、障害を持った方々の支援事業として、障害者の就労支援カフェを開設。
教室には、フレキシブルにレイアウトを変えられるテーブルと椅子を配置。
リラックスして治療に臨めるよう、家庭的な雰囲気を大切にした嚥下指導室。テーブルの天板は、患者さんに合わせて高さを調整できる。