兵庫医科大学病院
先進的な救急医療を担う「急性医療総合センター」 を開設。
施設概要(急性医療総合センター)
- 所在地
- 兵庫県西宮市武庫川町1番1号
- オープン
- 2013年4月
- 建 物
- 地上7階
- 診療科目
- 32科目(施設全体)
- 病 床
- 963床(施設全体)
- 設 計
- 株式会社 日本設計
- 施 工
- 株式会社 大林組
1972年の開院以来、医学教育機関として、また阪神地区の基幹病院として、最新の医療施設と機器を備え常に高度な医療を行ってきた兵庫医科大学病院。2013年4月、災害拠点病院及び特定機能病院としての機能をさらに充実させるため、救命救急センター、手術センター、集中治療センター、周産期センター等、急性期医療の中核を担う部門を集約した「急性医療総合センター」を開設しました。
地上7階建ての建物は、揺れに強い免震構造を採用。水害に備えて機械室は最上階に設置、72時間自家発電も確保し、大規模災害時にも病院機能を維持できるよう配慮しています。また、最新の大型医療機器の設置も可能なように天井をより高く設計。増改築などにもスムーズに対応できるよう、将来を見据えてプランニングされています。
周産期センターでは、NICUの中に多目的スペースを設置。患者さんへの指導や家族の待機場所として利用できる。
高度医療で緊張の続く医療スタッフ
が安らげるよう、武庫川を一望でき
る景観のよいエリアに、広々とした
スタッフ用ラウンジを設置。
1ベッド毎に、医療スタッフの拠点を設けた救命救急センター。緊急時のベッドの移動に速やかに対応できるよう、医療情報端末等をキャスター付きのカートに搭載。
初療室にも処置カートを配置。処置ベッドの近くで患者さんの情報を確認できる。
集中治療センターでは、将来の設備更新にフレキシブルに対応できるよう、置き型のデスクを採用。