社会医療法人 石川記念会 HITO病院
「病を診る」場から「人を診る」場を目指した、くつろぎの空間づくり。
施設概要
- 所在地
- 愛媛県四国中央市上分町788番地1
- オープン
- 2013年4月
- 建 物
- 地上1階、地下11階
- 診療科目
- 24科目
- 病 床
- 257床
- 設 計
- 株式会社山下設計
- 施 工
- 五洋建設株式会社
1976年の開院以来、2次救急病院として地域医療を支えてきた石川病院は、医療変革の流れの中で2013年春、「HITO病院」へ名称を変更。病院機能の向上とさらに地域医療の貢献度を高めることを目指し、病院の新築移転を実施しました。
白を基調とした高層部と、モノトーンを基調とした低層部から成る新病院は、地震等の災害に対応するため基礎免震構造を採用。病院の顔となる1階のエントランスロビーから繋がる二層吹き抜けのホスピタルストリートは、木を基調とした落ち着きある優しい空間づくりを実現。5階回復期リハビリテーション病棟に面した場所には屋上庭園を設けることで、患者さんの癒しのスペースが生まれました。1階にカフェ、最上階に瀬戸内海の景色を展望できるレストランを設け、患者さんだけでなく、地域の方々にもご利用いただける憩いの場を提供しています。
6400×1500ミリの大テーブルを配置した中会議室は、会議やプレゼンテーションだけでなく、大人数の来客にも対応。
医局は高さ1520ミリのパーティションで仕切られたブース、打ち合わせスペース、休憩スペースを確保し、業務への集中とコミュニケーションを両立。
ICTツールを活用し、様々な職種のコミュニケーションを円滑にするスタッフステーション。
訪れる人を温かく迎える総合待合。ダークグレーの中に木をあしらい、照明の演出も相まって、まるでホテルのような雰囲気を演出。
患者さんとスタッフが気軽に触れ合えるコミュニケーションの場としての多目的室。
談話室は、患者さんとスタッフが語らい、くつろぎの時を過ごせる場として有効に活用。