社会医療法人 愛宣会 ひたち医療センター
茨城県北地域の医療体制の更なる向上を目指して、新病棟を建設。
施設概要
- 所在地
- 茨城県日立市鮎川町2-8-16
- オープン
- 2015年5月
- 建 物
- 地上6階
- 診療科目
- 17科目
- 病 床
- 273床(施設全体)
- 設 計
- 株式会社三橋設計
- 施 工
- りんかい日産・日興建設共同企業体
1963年に秦外科医院として創立、以来50年にわたり地域医療、特に救急医療に貢献し、2013年に県内初の社会医療法人として認定を受けた際に改称した、ひたち医療センター。新病棟の建設は、2011年の東日本大震災で施設が損傷し、診療機能の縮小を余儀なくされたことに対する復旧復興事業として進められ、2015年5月にオープンしました。
旧病棟に隣接する新病棟は、1階がメインエントランス、2階に受付、診察室、検査室、会計などの外来機能を集約し、3階に手術室などを配置。4階から6階の3フロアが病棟になっています。HCUや救急外来など高度な医療設備と医療機器を備え、救急医療や災害医療に重点を置きながら、公共性の高い地域密着型病院として、地域の方々の医療に対する安心・安全の期待に応えるよう努めています。
内視鏡の回復室には、操作性の良い電動リクライニングチェアと手動リクライニングチェアの両方を配置。
採血室には、高さ調節可能な採血テーブルと収納付きパネルを組み合わせて設置。プライバシーに配慮しながら、作業性も確保した。
医療ガス、電気コンセント、収納スペースなどをベッドサイドの縦型ユニットにコンパクトにまとめた病室。縦型ユニットには、小物などを置ける格納式テーブルも装備。
スタッフステーションには、ハンドルの部分に抗菌銅を採用したナースカートとIT化に対応したナーステーブルを導入。
検査室には、耐久性、堅牢性に優れた実験台を採用。壁面には、上部に収納を組み込んだ実験台を配した。