社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 総合母子保健センター 愛育病院

日本の周産期・母子医療のモデル病院を目指して、新築移転。

愛育病院・外観

施設概要

所在地
東京都港区芝浦1丁目16番地10号
オープン
2015年2月
建 物
地上10階
診療科目
8科目
病 床
160床
設 計
株式会社日建設計
施 工
鹿島建設株式会社

母子保健の改善向上のため1934年に創設された恩賜財団母子愛育会を経営母体とし、1938年に港区南麻布に設立された愛育病院。1979年に当時の厚生省の指導の下に愛育病院を含む総合母子保健センターを設置、1999年に東京都から総合周産期母子医療センターに指定されるなど、長きにわたり東京の周産期医療の中核病院として母子保健の発展に貢献し続けてきました。

これまでの施設が手狭になったことに加え、子育て世帯を中心に人口増加が著しい芝浦港南地域の母子医療整備を推進してきた港区の支援もあり、再開発が進む芝浦に規模を拡大しての新築移転を決定。2015年2月に新病院をオープンさせました。新病院では小児二次救急医療体制を整備、また女性内科と女性専用の人間ドッグも新設。長い伝統に培われた「愛育のこころ」を大切にしながら多彩なニーズに応える母子医療を推進し、日本の周産期医療・母子医療の方向性を示すモデル病院となることを目指しています。

MRIMRI室前の操作コーナー。奥には、材料を探しやすく、取り出しやすいラックタイプの診療材料棚を配置。

NICUNICUには、ハイカウンターに対応したハイタイプのナーススツールを導入。

分娩室陣痛・分娩・回復期を同じ部屋で過ごせ、自宅分娩のように安心して出産できるLDR。少しでも雰囲気を和らげるよう、優しい色合いのナースカートとナーススツールを導入。

病室小児病棟の1床室。家族の宿泊も想定し、横引きのソファベッドを装備。

病室

診察室診察室は緊張をほぐす優しい色使いで、患者さんがリラックスできるよう配慮。