兵庫県立尼崎総合医療センター
阪神南・北圏域の拠点病院として、2つの病院を統合再編して開院。
施設概要
- 所在地
- 兵庫県尼崎市東難波町2-17-77
- オープン
- 2015年7月
- 建 物
- 地上11階、地下1階
- 診療科目
- 42科目
- 病 床
- 730床
- 設 計
- 株式会社日建設計
- 施 工
- 熊谷・明和・丸正特別共同企業体他
阪神南圏域の中核病院として高度専門医療を中心に提供してきた県立尼崎病院と、阪神地域における周産期医療と小児(救急)医療の中核的な役割を担ってきた県立塚口病院が、高度急性期・高度専門医療の拠点病院として一層の貢献を果たすため統合して誕生した尼崎総合医療センター。大規模なER型救命救急センター(小児・成人)、総合周産期母子医療センター、循環器センター、消化器センター、がんセンター、脳卒中センター、生活習慣病センター、ハイブリッド手術室やロボット手術室を含む18の手術室、最新鋭のがん診断・治療設備、30床の外来化学療法室等を備えて、2015年7月にオープンしました。
最新の設備に加え、診察・処置・検査等の外来の関係部門を集約配置したり、随所に天然木を使い優しさとぬくもりのある空間づくりを演出したり、4床室にも個室感を創出したりするなど、患者さん本位の病院づくりにも心を配っています。
高度な手術を行うハイブリッド手術室には、手術器材を収納できる医療情報端末用カートを2台配置。端末カートがある事でスタッフ間の情報共有ができる。
ハイリスク分娩室には、分娩処置に対応した医療情報端末用カートを配置。移動もできるので多くの医療機器の展開ができる。
小児集中治療室(PICU)には、医療情報端末や診療材料が搭載できる収納力に優れたカートを設置。
画面を見ながらの説明に適した形状のデスクを採用した診察室。
多くの書籍・資料を収納でき、集中して調べ物ができる医局。
県産材を多用した先進的な空間にマッチするデザインのロビーチェアを採用した総合待合。
小児科待合には、待つスペースを選べるよう3パターンの家具を配置。