オカムラの働きがい改革 WiL-BE2.0

Work in Life という考え方

オカムラが2017年より提唱する「Work in Life(ワークインライフ)」とは、「Work(仕事)」と「Life(人生)」という2つの要素を同列に捉えるのではなく、「Lifeにはさまざまな要素があり、その中の一つとしてWorkがある」という考え方です。「Life 」を構成する要素として、Family(家族)、Hobby(趣味)、Learning(学び)、Community(組織・地域)などとともに「Work」を位置づけています。「Work in Life」を実現している状態とは、一人ひとりが人生を総合的に捉えたときに「働く」が人生のプラスになるように、主体的に行動できている状態を指します。

働き方改革「WiL-BE(ウィル・ビー)」から 「働きがい改革 WiL-BE 2.0」へのアップデート

オカムラでは2018年6月から働き方改革の一環として、「オカムラで働く一人ひとりがWork in Lifeを実現できる会社に」を目的とした活動「WiL-BE」を推進してきました。2023年4月より、オカムラのパーパス「人が活きる社会の実現」に向けて、「従業員一人ひとりが働きがいを感じながら日々活き活きと働ける状態」を実現する取り組みとして、働き方改革「WiL-BE」から「働きがい改革 WiL-BE 2.0」へアップデートしました。

5つのアクションで働きがい改革を実現

「働きがい改革 WiL-BE 2.0」は、5つのアクションによって、働きがい改革の実現を目指しています。

「従業員が活きる」を実現する5つのアクション

「従業員が活きる」5つのアクション
Action.0 / Inner Communication(社内活性)
働きがい向上につながる、社内コミュニケーション施策の推進
Action.1 / Human Development(人財育成)
働きがい向上につながる、キャリア設計や研修等の人財育成に関する施策の推進
Action.2 / Work Rule(制度)
働きがい向上につながる、様々な働き方や人事制度に関する施策の推進
Action.3 / Work Smart(デジタル技術)
働きがい向上につながる、デジタル技術活用や新価値創造に関する施策の推進
Action.4 / Work Place(環境)
働きがい向上につながる、拠点オフィス環境の構築に関する施策の推進

5つのアクションを横断して実施している施策例

「働きがい会議 2023」

すべての従業員が自分自身の"働きがい"について考える機会として、所属長を実施責任者とする「働きがい会議」を全社で部門ごとに開催しました。
人それぞれで異なる"働きがい"というものに対し向き合い、また相互理解を深めることで、日々の業務に取り組む姿勢を確認しました。今後も年に一度の開催を計画しています。

「WiL-BE2.0 CARAVAN 2023-2025」

WiL-BEの5アクションの代表者が、全国の拠点を訪問し、働きがいの向上に向けた、現場の要望やアイデアを吸い上げる取り組みを実施しています。5アクションで対応できるものについては、スピーディーに施策に展開し、大きな判断が必要なアイデアについては、年に2度開催している「WiL-BE推進委員会」において、執行役員に対し提言を行っています。

オウンドメディア「Okamura Live : ) (オカムラライブスマイル)」

オカムラでは、「人が活きる社会の実現」をパーパスとして定めており、すべての事業においてその実現を目指しています。社内で行われているさまざまな人が活きる取り組みをオウンドメディアを通して記事として配信することで、その価値観の共有を行っていますが、その中で「従業員が活きる」取り組みとしてWiL-BE活動も積極的に情報発信しています。

「教えて、中村さん!/Tell me, Masa-san!」

従業員と経営層が対話を行う仕組みとして、オカムラグループの従業員の誰もが直接社長に対して質問を投げかけることができ、社長が質問に答える「教えて、中村さん!/Tell me, Masa-san!」を2023年1月よりスタートしています。