「Tomorrow Work 202X: OKAMURA Future Vision」公開

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2018年11月06日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 雅行)は、企業として創造しようとしている未来の働き方の世界観を表現し、その世界を実現しようとする企業・団体との共創を始める第一歩として、202X年のある家族の一日を描いた「Tomorrow Work 202X: OKAMURA Future Vision」を公開しました。

これは、オカムラが構想するワークスタイル・デジタルトランスフォーメーション(以下、「W-DX」 : Workstyle Digital Transformation)プロジェクトの一環として制作したものです。当プロジェクトは、IoTにより当社の家具や空間だけでなく「はたらく」の全てをコネクテッドにすることで、ビッグデータとAIを活用しながら未来の「はたらく」の実現を目指しています。

W-DXプロジェクトの直近の活動としては、2018年7月30日に発表された空間データの協創プラットフォーム『CRESNECT』への参画や、2018年10月16~19日に開催された「CEATEC JAPAN 2018」におけるダイキン工業株式会社とのコラボレーション家具の試作などがありますが、今回のFuture Visionはさらに広範囲の異業種・異業界の企業・団体との共創を前提とした、オカムラが創りたい未来の働き方の世界観を共有するためのコンセプトビジョンとして位置づけられるものです。

映像はYoutubeのオカムラチャンネルにて公開しています。また、11月7日(水)から開催される「オカムラグランドフェア 2018」にてメディアインスタレーションとともに展示、映像とあわせて弊社社員100名が考えた「私が創りたい未来の働き方」を表現しています。

FutureVisionで表現されている重要なテーマ・キーワード

「Tomorrow Work 202X」には、キーワードとなる10のテーマがあります。

【AIアシスタント】 単に生産性を高めるツールとしてではなく、人々の生活全般をサポートしてくれるAIが活躍します。あるときは仕事を手伝ってくれるアシスタントとして、あるときは子どもを見守ってくれるお姉さんとして、日常に溶け込んだ「家族の一員」のような存在です。

【仮想現実】 メールや電話と同じように、当たり前に使えるコミュニケーション手段になっています。生活空間の邪魔にならないタイプ、実用性を重視するタイプ、やり取りする相手の雰囲気まで共有されるリアルさのあるタイプなど、場面ごとに最適なVRが使い分けられています。

【生体情報】 指紋認証や顔認証など、高度なセキュリティに使われるだけでなく、日常の行いのうち面倒で煩わしいことを生体情報を使って解決してくれる便利な仕掛けがあらゆる空間に溶け込んでいます。私たちは意識することなく、スマートな生活を送ることができるのです。

【ヘルスモニタリング】 こころと身体の健康を増進し、病気の予防もできるだけでなく、その日の気分や体調にあわせて最適な働き方や働く場所、休憩タイミングなどをレコメンドしてくれます。仕事の成果が上がり、よりモチベーション高く働くことができ、好循環が生まれます。

【ウェアラブルデバイス】 身に付けることが負担にならないほど小さく、形も様々でアクセサリーや洋服など普段から使っている馴染みのあるアイテムにも、たくさんの機能が詰まっています。今までになかった新しいものだけでなく、今使っているものがデバイスとなっています。

【つながり】 いつでもどこでも働くことができるからこそ、たくさんの人と広く関わり合いながら、今まで以上に深い関係性を築けるようになります。一人ひとりが仕事とプライベートを自分に合ったスタイルで融合していくことで、つながりが幸せな生活をもたらしています。

【対面コミュニケーション】 リモートで非同期のコミュニケーションが誰でも簡単にできるようになればなるほど、対面コミュニケーションが持つ価値は高まります。同じ空間に居合わせ、同じ時間を共有しながら、お互いの顔を見て話すことはますます大切にされていきます。

【セレンディピティ】 ありとあらゆる情報がすぐに手に入るようになっても、いつも通りの計画的なやり方だけでなく、創造的な発想のヒントを得るための偶然の出会いが大切です。人や場所との偶然の出会いを通して、ワクワクするような新しいヒラメキの種が生まれてきます。

【ダイバーシティ】 人種、性別、年代といった人間の分類を混じり合わせただけの多様さではなく、地球上のどんな人々とも協力し合いながら働くことができます。言語や文化など、あらゆる違いを壁としてではなく活かすべき個性として誰もが納得できる働き方が実現されます。

【体験】 誰かの体験をリアルに再現したり、体験している本人にすら実感できないことを見させてくれる高度な情報技術は、新しい体験知をもたらしてくれます。一方、情報としての体験知が増えれば増えるほど、自分の身体の五感で感じる原体験は貴重なものになります。

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