食堂家具「canteen(キャンティーン)」新発売
国産材を使用、オフィスや教育施設の食堂をはじめとしてさまざまなエリアに対応するアメニティ性の高いチェア・テーブルです。
株式会社 岡村製作所は、プロダクトデザイナーの深澤 直人氏デザインによる食堂家具「canteen(キャンティーン)」を発売いたしました。
「canteen」=英語で会社・学校などの食堂を意味する通り、オフィス・教育施設などの食堂をはじめとして、さまざまな施設で利用可能なデザイン性とアメニティ性を備えた家具です。チェアを横から見ると、まるで椅子の形を長く押し出した材を輪切りにしたかのようなフレームが特徴的で、外周を滑らかな一筆書きの線のように描いた形状となっています。
チェア・テーブルのほかにスツールを取り揃えており、チェアとスツールフレームにはバーチ(樺)積層合板(芯材)、ナラ厚突板(表面)を使用し、テーブルにはクリ無垢集成材を使用いたしました。これらはすべて国産木材です。材の断面の質感や色のばらつきに関係なく材料をむだなく使うために、グレーの色で塗装を施しました。チェアの背と座、およびスツール座のカラーは、10色のバリエーションからお選びいただけます。
「canteen」の特徴
■デザイン
横から見たとき、まるで椅子の形を長く押し出した形状の材を輪切りにしたかのような印象をもたらすフレームが特徴です。フレーム幅は26mmと薄く、座と背やアームが交差する部分は、滑らかな一筆書きで描いたようなやわらかな曲線で、脚の先端まで丸みがあるデザインです。
■国産材を使用
チェアとスツールのフレームは、芯材にはバーチ(樺)積層合板、表面にはナラ厚突板を採用しました。
テーブルは、オールくり無垢集成材を使用しています。
■バリエーション
チェアは肘付と肘なし、スツール、テーブル(1800W×900D・1500W×750D、900角・750角)を取り揃えました。テーブ ルは天板下と幕板の下に大きくとられた丸みが特徴です。 いすのアームに傷がつきにくくすることも考慮しました。
材の断面の質感や色のばらつきに関係なく、材料をむだなく使うために本体色はグレーで塗装を施しています。
チェアの背と座のカラーは、コンイロ・ヒイロ(標準)ライトグレー・マツバ・シンク・クロイロ・スミイロ・キナリ・コゲチャ・アオイロ(受注生産)と豊富に10色を取り揃えました。
深澤 直人(ふかさわ なおと)氏
2003 年 Naoto Fukasawa Design 設立。卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、 北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザイン、国内の大手メーカーのデザインとコンサルティングを多数手がける。
1999年からは人間の無意識の行為に着目しデザインするワークショップ「Without Thought」を毎年開催、書籍とともに発表を続ける。
2010-2013年度グッドデザイン賞審査委員長。第5代日本民藝館館長。21_21 Design Sightディレクター。
2014年多摩美術大学統合デザイン学科教授。著書に「デザインの輪郭」(TOTO 出版)、共著書「デザインの生態学」(東京書籍)、作品集「NAOTO FUKASAWA」(Phaidon)、「THE OUTLINE 見えていない輪郭」写真家 藤井 保氏との展覧会を開催、同タイトル書籍を出版 (アシェット婦人画報社)。
□価格
チェア 肘なし 83,500円 肘付 86,000円
テーブル 750角 171,000円~
スツール 45,000円(以上全て本体価格)
□初年度販売目標 1億円
チェア・スツールは発売済、テーブルは2014年10月発売予定です。
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