改正薬事法対応製品シリーズを発売
改正薬事法に対応したドラッグストア向け医薬品陳列什器を発売いたします
株式会社 岡村製作所は、2009年3月13日~15日に開催された「第9回JAPANドラッグストアショー」において発表展示を行った、改正薬事法対応什器を含むドラッグストア専用什器の発売を6月1日より開始いたします。
6月から施行される改正薬事法に適応すべく、一般用医薬品第1類を中心としたリスク別陳列販売に対応した専用什器をはじめ、義務化される医薬品に関する情報提供及び相談応需に対応したカウンターを新たにラインナップしています。さらに、医薬分業の流れが加速するなか、保険調剤における薬剤師の作業性向上に着目して開発した、調剤室什器【プリスキット ポール】もあわせてご紹介いたします。
改正薬事法対応製品シリーズ 各製品の機能・特長のご紹介
リスク別陳列対応 ゴンドラアクリルケース【セキュアライト】
アクリル製の引き違い扉によって、商品の陳列面全体をフルカバーします。透明度の高いアクリル扉を採用し、陳列商品を見やすくしました。
お客様が直接商品に触れられないよう扉はプッシュ錠でロックができるため、セルフ売場ゾーンで一般用医薬品第1類の実物パッケージの陳列が可能です。扉の前面には、医薬品空箱パッケージが置けるアクリルトレーを取り付けることができ、お客様は空箱パッケージによって商品内容の確認ができます。
さらにロールスクリーンを併用することで、専門家不在の時間帯に商品を隠し、お客様へ周知することができます。
□発売開始日:2009年6月1日
□初年度販売目標数:2,000台
リスク別陳列対応【シェルフガード】
「シェルフガード」は、直接商品を手に取れないクローズ陳列を棚単位で行うことができる製品です。用途に合わせた2タイプをご用意しました。
「ヒンジタイプ」は、主に盗難防止を目的とした防犯機能重視の製品です。店頭で常時クローズ陳列を必要とする場合に最適です。商品の入れ替えは、扉上部の鍵を解除して行います。盗難頻度の高い商品が陳列されている箇所に重点的に設置することで防犯抑止効果が向上します。
「スライド収納タイプ」は、一般用医薬品販売ゾーンにおいて、専門家常駐の時間帯(一般用医薬品販売時間)には扉を上部に格納しオープン陳列を行います。専門家不在によって一般用医薬品の販売が出来ない時間帯には扉を下ろし、鍵を掛けることで、簡単にクローズ陳列対応ができる製品となっています。
□発売開始日:2009年6月1日
□初年度販売目標数:10,000セット
情報提供・相談応需対応【医薬品相談カウンター】
「医薬品相談カウンター」は、改正薬事法に関係する「情報提供設備、一般用医薬品第1類リスク別陳列、専門家不在時閉鎖対応」の機能が備わった多機能型カウンターです。
各部の特長として、上部には説明文書を収納できるトレーを備え、店員側の下部には在庫保管をはじめ多目的に利用できる鍵付きストッカーが組み込まれています。
透明のアクリルフードで囲われた商品陳列ゾーンには、第1類医薬品のクローズ陳列が可能で、カウンター正面から側面にかけて商品が良く見えるように配慮されています。
専門家不在時に医薬品の販売が出来ない時間帯には、オプションのカバーをかけることで売場を閉鎖することができます。
□発売開始日:2009年6月1日
□初年度販売目標数:1,000台
調剤室什器【プリスキット ポール】
「限られた調剤室空間において、効率よく調剤作業ができること」をコンセプトに、スリットシステムの調剤什器を開発いたしました。
薬剤トレーの設置方法を、従来のキャビネット収納式からスリット支柱による棚受け方法に変更しました。これにより従来無かったスペースが生まれ、結果として1800W間口でトレーを1列分多く収納することが可能になりました。(当社従来比) 25mmピッチで棚板位置を変更できるスリットシステムにより、最下段トレー棚と天板面との間に空間が生まれ、作業天板面全体を使用できるため作業効率が上がります。
また、什器高さは2400Hと十分な高さを確保しており、アッパーゾーンは薬剤の在庫保管用途として使用できるため、限られた調剤室空間を最大限に活用することが可能です。
□発売開始日:2009年6月1日
□初年度販売目標数:500セット
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