医療施設向けロビーシリーズ「ユニバーサルロビーチェア」を発表
「医療施設ロビーのトータルコーディネートを実現」「患者特性・空間特性に配慮した高い機能性」「ロビーチェアシリーズの中で最も優れた清潔性・清掃性」をコンセプトに開発医療施設のあらゆるニーズにお応えできるロビーチェアです
株式会社 岡村製作所は、医療施設向けロビーシリーズ「ユニバーサルロビーチェア」を、2007年11月7日(水)より開催される「新製品発表会」にて発表展示し、2008年1月より発売を開始いたします。この製品は、病院の総合待合や各診療科の待合など、患者特性や空間特性が異なる各々の待合に対し、基本デザインや木素材・色合いを統一することにより、施設の待合全体を意匠的にまとまりのある空間にコーディネートできるロビーチェアのシリーズです。医療施設の各空間で用途別にさまざまなタイプを品揃えし、患者さんに使いやすい機能を備えています。また、座や背の隙間をなくしてホコリが溜まらないようにし、高い清潔性や清掃のしやすさを実現しています。医療施設向けのロビーチェアとして、新たなスタンダードを提案します。
医療施設向けロビーシリーズ「ユニバーサルロビーチェア」の特長
1. 1つのシリーズで病院内のあらゆる待合スペースをトータルコーディネート
病院の待合空間は、総合待合や各診療科の待合など、空間の広さや訪れる患者さんの特性によりさまざまな機能が求められます。「ユニバーサルロビーチェア」は、各々の待合では空間ニーズや患者さんの身体的負担を軽減する機能を満たしつつ、同時に院内待合全体として基本デザインや木素材・色合いを統一させており、まとまりのある空間コーディネートを実現します。
2.患者特性・空間特性を配慮した高い機能性
(1)立ち上がりやすい肘形状
肘の形状は、立ち上がるときの補助として、最も自然に手を置いて力を入れやすい形状にしました。 人間工学に基づき、立ち上がりやすさを追求した機能的な肘形状です。
(2)脚部でホコリが溜まりにくい構造
チェアを隣り合わせに置くと、それぞれの脚がぴたりと接合し、隙間ができません。多くの脚が乱立せず、スマートです。また、脚と脚の間にホコリが溜まりにくくなり、清掃しやすくなります。(総合待合タイプ、診療科待合・肘なしタイプ)
(3)座と座、背と座でホコリが溜まりにくい構造
座と座、背と座は一体の張り構造とし、隙間をなくしました。ホコリが溜まりにくく清潔で、院内感染のリスクも低減できます。
(4)定員着座を促す背の形状
各座席にクッションを付けたデザインは、背当たりの柔らかさを高めるだけでなく、自然にチェアの定員着座を促すことができるため、座席不足を防止できます。
3.医療施設向けのロビーチェアとしてさまざまなタイプを品揃え
医療施設向けのロビーチェアとして、診療科や利用空間別にさまざまなタイプを品揃えしています。 「総合待合タイプ」「診療科待合タイプ」「ラウンジタイプ」「小児科向けタイプ」の4タイプを取り揃え、それぞれに患者さんの身体的負担を軽減する機能・形状としています。
総合待合タイプ
脚をパネル脚型のデザインとして、総合ロビーにふさわしい重厚感を与えています。脚は「張りぐるみタイプ」と「木パネルタイプ」の2種類を品揃えしています。
診療科待合タイプ
肘や脚はオープンフレームタイプで、各診療科の待合空間にふさわしい軽快なイメージのデザインです。 奥行きは、「標準奥行タイプ(650D)」、「スリム奥行タイプ(550D)」の2種類を品揃えしています。「スリム奥行タイプ」は「標準奥行タイプ」と比較して背が直立に近い形状で、着座した際に足を前に投げ出さない姿勢を促進できるため、スペースの確保にもつながります。
ラウンジタイプ
パネル脚を採用し、パーソナル性の高い待合空間に最適なタイプです。 脚は、「張りぐるみタイプ」と「木パネルタイプ」の2種類、専用のテーブルも品揃えしています。
小児科向けタイプ
小児の体型に合わせたサイズで、小児が座っても足が床に届き、背にもたれることができるため、正しい姿勢で落ち着いて待つことができます。また、小児の手足が入り込む隙間をなくすなど、安全性にも配慮しています。
なお、今後の品揃えとして、
- 災害時のトリアージ・診察の際にチェアがベッドになる「ベッドチェアタイプ」
- 妊婦さんの身体的特性に配慮した「産婦人科向けタイプ」
- 身体的制約が最も多い患者特性を考慮した「整形外科タイプ」
の開発を進めています。
- 初年度販売目標:2億円
- 発売開始時期:2008年1月
医療施設向けロビーシリーズ「ユニバーサルロビーチェア」
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