オフィスシステム「ALZATA SPINE(アルツァータ スパイン)」シリーズを発表

「ベースパネルを背骨=スパインに見立てて固定し、そこに天板などを自由に取り付けることでワークスタイルの変化にフレキシブルに対応していく」というコンセプトのオフィスシステムです

製品・サービス オフィス
2007年11月12日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社 岡村製作所は、オフィスシステム「ALZATA SPINE(アルツァータ スパイン)」シリーズを、2007年11月7日(水)より開催される「新製品発表会」にて発表展示し、2008年1月より発売を開始いたします。「ALZATA SPINE」は、2004年発売の「ALZATA」シリーズに改良や新しい品揃えを加えてリファインしたもので、「フロアの照明計画や配線計画に合わせて、ベースパネルを背骨=スパインに見立て規則正しく並べて固定し、そこに天板などのアタッチメントを自由に取り付けることでワークスタイルの変化にフレキシブルに対応していく」というコンセプトに基づいたオフィスシステムです。アドオンパネルを用いて高さ方向にも変化を持たせることができ、その時々のワークスタイルに合わせた独創的なオフィス空間を構築します。水平ラインを強調したシャープなデザインで、シンプルなデザインが主流の近年の建築空間と高次元で融合します。

オフィスシステム「ALZATA SPINE」シリーズのコンセプト

働き方が変われば働く空間も変化していくものですが、その都度オフィス全体のレイアウトを変更していたのでは、時間的にもコスト的にもロスが大きくなります。「ALZATA SPINE」は、「オフィスレイアウトにユニバーサルプランを導入したいが、部分的にワークスタイルの変化に対応していきたい」「将来のレイアウト変更を踏まえてランニングコストを抑えたい」という要望に応えるオフィスシステムです。

「ALZATA SPINE」は、ベースパネルを背骨=スパインに見立てて規則正しく並べて固定し、そこにバリエーション豊富なアタッチメントを自由に取り付けていく、というコンセプトに基づいたオフィスシステムです。スパインラインを変えないことで照明や配線などの設備を変更する必要がなく、天板やアタッチメントの組み替えだけで、同じスペースに異なるワークスペースを生み出すことができます。

ベースパネルには水平方向に走るファンクションレールが組み込まれており、パネル同士の連結や天板の設置は全てこのレールを用いて行います。連続したパネルの任意の位置で連結・固定ができるため、パネル幅のモジュールに制約されない自由度の高いレイアウトを可能とします。また、部材点数も少なく施工や転用時もスムーズで、長期的に見て優れたコストパフォーマンスを実現しています。

オフィスシステム「ALZATA SPINE」シリーズの特長

1.水平ラインを強調したシャープなデザイン

「ALZATA SPINE」のベースパネルは水平ラインを強調したシャープなデザインで、シンプルかつ透明感のあるデザインが主流の近年の建築空間と高次元で融合します。

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2.ファンクションレールを用いた展開力

一般的なローパーティションでは、天板などのアタッチメントを設置する際にパネルの両端に設けられた縦スリットを利用するのに対し、「ALZATA SPINE」のベースパネルでは、水平方向に組み込まれた「ファンクションレール」を用います。縦スリットが不要なため、縦目地が目立たない美しいパネル面の連なりをつくります。また、水平方向の任意の位置で天板やアタッチメントを設置できるため、パネル幅のモジュールに捉われない自由度の高いレイアウトを実現できます。構成部品の連結は、ファンクションレールに連結材を用いて施工するだけなので、従来のローパーティションに比べて施工にかかる時間を大幅に短縮することができます。さらに、ファンクションレールを用いてパネル同士のT連結も可能です。連結支柱を用いる必要がなく、対面側のレイアウトにも影響を与えません。

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3.パネルバリエーション

・ベースパネルモジュール
ベースパネルの表面材バリエーションは「スチール」「木目」「クロス」の3タイプです。それぞれにトレーなどを取り付け可能なハンギングパネル付のタイプ(両面/片面タイプ)を品揃えしています。 パネルの高さは、925H、1100H、1275H、1625Hの4種類をラインナップしています。 パネルの幅は最大2000Wまでを用意しています。

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・ワイヤリングコアパネル 配線機能を強化したパネルです。フリースタンディング脚を用いて自立させることも可能で、ベースパネルやパネル脚とも問題なく連結できます。 ボックス状のワイヤリングコアの内部は上下2層に分離しており、両面タイプと片面タイプを用意しています。上部カバーはスタンダードタイプと情報アクセスタイプの2タイプがあり、情報アクセスタイプにはオプションの電源コンセントとモジュラーツインコネクターを装着できます。

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・アドオンパネル
後から高さ方向に追加できるアドオンパネルは、350H、525Hの2サイズを用意しています。 クロス、スチール、ガラス、フロスト樹脂といった素材や豊富なカラーバリエーションの中から選択可能です。

4.オプション

ハンギングパネルには、スチール製のトレーシステムやフラットディスプレイモニターを取り付けることができます。また、パネルトップにはガラス製、スチール製のカウンターを設置可能です。

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「ALZATA SPINE」シリーズの展開例

水平方向への自由

1600Wのベースパネルで構成されたスパインを、3200mm間隔で3列配置した島型対向式レイアウト。 各スパインに同じパーツを使うため、コスト的にも空間的にも効率のよいプランニングです

3列のスパインを動かすことなく、1600Wのベースパネルを間に追加するだけで、ふたつのミーティングスペースを創出します。さらに、フロストパネルをアドオンし、周囲の視界を遮っています。

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垂直方向への自由

最初は同一高さのパネルで構成されたレイアウトでも、アドオンパネルの追加によって部分的にパネル高さを変えることで、各スペースの目的に応じた空間に変化させることができます。また、アドオンパネルの面材の素材やカラーを変えることで、空間のイメージも大きく変えられます。垂直方向への自由度を持たせることは、さまざまな目的が交錯するオフィスで役立ち、各スペースが有機的につながり機能する空間に進化します。

・ユーティリティスペース
1275Hのベースパネルに350Hの透過性のあるフロストパネルをアドオンしています。ワーカーがいれば周囲からも分かりやすく、偶発的なコミュニケーションの場として活かせます。

・ミーティングスペース
1275Hのベースパネルに525Hのパネルをアドオンしています。床から1.8mの高さになり、周囲から程よく遮られた空間となります。モノトーンカラーを採用し、落ち着いた雰囲気を創出しています。

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  • 初年度販売目標:5億円
  • 発売開始時期:2008年1月

オフィスシステム「ALZATA SPINE」シリーズ

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