ベースアップ12,000円と月例賃金・賞与の配分見直しを含めて基本給を18.3%引き上げ、2025年の大卒初任給は30万円を支給

人財育成と働きがい改革の二本柱で、従業員と会社がともに成長

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2025年3月31日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、人的資本経営の柱の一つである「働きがい改革」の実現に向けて、2025年の春季労使協議の結果、ベースアップ12,000円と定期昇給で合計5.48%の賃上げを2025年4月より実施します。さらに、物価上昇が継続する中での組合員の生活安定のため、年収に占める月例賃金と賞与の配分を見直し、基本給を引き上げます。これにより、ベースアップおよび定期昇給、配分見直しを合わせて組合員一人当たり平均18.3%の基本給引き上げとなります。また、大学院卒・大卒・高卒の初任給を引き上げ、大学院卒・大卒初任給は300,000円、高卒初任給は217,500円とします。

1.賃上げの背景
当社は、中期経営計画2025で「新たな需要の創出」を目指し、時代の流れを捉え、提案力と製品力を磨き、「需要創出型企業」への変革を加速させています。中期経営計画最終年の本年、企業の持続的成長を支える従業員一人ひとりが活き活きと働くことができるよう「人財育成」と「働きがい改革」を人的資本経営の二本柱として進めています。今回の賃上げにより、物価上昇に対応し、優秀な人財の確保につなげるとともに、従業員のエンゲージメントを高め、企業価値向上を図ります。

2.具体的な改定内容
①基本給の改定
組合員一人当たりベースアップ一律12,000円と定期昇給の合計5.48%の基本給の改定を2025年4月度給与から実施します。さらに、月例賃金と賞与の配分を見直し、組合員一人当たり約44,000円の基本給引き上げを実施します。これによりベースアップと定期昇給、配分見直しによる基本給引き上げを合わせて、組合員一人当たり平均18.3%の基本給引き上げとなります。
※同様に管理職についても基本給の引き上げを実施します。

②初任給の改定
以下の通り、2025年度の初任給を改定します。

  従来 改定後 増額
高校卒 200,500円 217,500円 +17,000円
大学卒 250,000円 300,000円 +50,000円
大学院卒 264,000円 300,000円 +36,000円

③パート社員の時給改定
物価上昇への対応として、パート社員の賃金についても組合員同様のベースアップ率に相当する時給50円の増額を実施します。

3.人財の採用について
2025年4月に大学院・大学、専門卒145名、高校卒62名の207名が入社します。また、2024年度は60名のキャリア人財を採用しています。2025年度の採用活動は、大学院・大学卒140名、高校卒60名の200名の新卒入社と約60名のキャリア人財の獲得に向けて活動を進めています。

ーオカムラの人的資本経営の二本柱「人財育成」「働きがい改革」ー

当社は創業以来、経営の基本方針において、「従業員はあくまで事業の協力者であり、縁あって互いに当社の人になったものである。共に企業を繁栄させる協力者であり、各々がチームの一員である。」と掲げ、「創造・協力・節約・貯蓄・奉仕」を社是に、人を中心とした経営を行ってまいりました。「人が活きる社会の実現」を目指し、企業の持続的成長を支える従業員一人ひとりが活き活きと働くことができるように、「人財育成」と「働きがい改革」を一段と進めることで、結果としてエンゲージメント向上につなげます。

人事施策の基本方針

・従業員一人ひとりが活き活きと働き、WiL-BE(ウィル・ビー)を実現できる環境づくりを通して、エンゲージメントを高め、最大限の成果を発揮することによってオカムラの企業価値を向上させる。
・経営戦略を実現するために必要な人財ポートフォリオを構築し、採用・育成・評価・処遇・配置の人財サイクルによって従業員一人ひとりの成長とキャリア形成を図る。
・全社一体で最大限のパフォーマンスが発揮できる組織の構築と人財の配置を行いオカムラウェイ(経営理念)の浸透とチームワークの強化で経営目標を達成する。

※オカムラでは働きがい改革を「WiL-BE」と名付けて推進しています。「WiL-BE」はオカムラが提唱する「Work in Life(ワークインライフ)」に由来しており、Work in Life は「Life(人生)にはさまざまな要素があり、その中の一つとしてWork(仕事)がある」という考え方です。

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