遠隔コミュニケーションサービス「tonari」を導入した実証実験を開始
株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、tonari株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:タージ キャンベル・川口 良)の遠隔コミュニケーションサービス「tonari(トナリ)」を導入し、2021年7月27日から運用を開始しました。「tonari」は遠隔地のオフィス同士をつなぎ、まるで隣にいるかのような臨場感を持ったコミュニケーションを可能にします。オカムラは働く場の分散化や多様な働き方に対する研究の一環として、tonariを実験的に導入し社内の業務コミュニケーションに利用します。オカムラへの導入はtonariが計画しているうち3社目となります。
オカムラは、1980年より働き方や働く空間に関する研究機関を設け、調査・研究を続けてきました。働く場が多様化する中で、オフィスは毎日行って作業をする場所ではなく、人に会いたいから行く、合意形成したいから行くなど、目的を持ったコミュニケーションをとる場所としてのニーズが強くなると考えられます。遠く離れた人とも空間を超えてシームレスに会える「tonari」を利用して、人と会うツールとしてのオフィスの役割の強化を図ります。さらに、実証実験を通して「tonari」のさまざまな使い方のアイデアを模索します。
「tonari」は、大きなスクリーンに映し出された等身大の相手とリアルタイムでつながることができるコミュニケーションサービスです。遠隔のオフィス同士をつなぎ、まるで隣にいるかのような臨場感を持ったコミュニケーションを可能にします。オカムラは、同じ部署に所属し2カ所に分かれた拠点で働くワーカーを主な対象とし、朝会、勉強会、1on1等を「tonari」を通して行うことによって、遠隔で働くワーカー同士のフォーマル・インフォーマルなコミュニケーションの機会を増やし、コミュニケーションの活性化とチーム力の向上を目指します。
遠隔コミュニケーションサービス「tonari」を用いた実証実験概要
設置場所:ヘッドクォーターオフィス(東京・赤坂)、CO-RiZラボ(東京・京橋)
対象部署:働き方コンサルティング事業部
調査・研究内容:
・対象部署におけるチームとしての一体感の度合い
・部門外との交流の機会によるオフィス・部門間のコミュニケーションの活性化
・ナレッジの共有機会を増やすことによる、社員同士の相互理解度
・オフィスで一緒に働く価値
調査方法:利用者に対するサーベイやデプスインタビューなどを予定
tonari株式会社について
tonari株式会社は2017年に元Googleのプロダクトマネージャーのタージ・キャンベル氏とエンジニアの川口良氏が創業したソーシャルベンチャーです。ミッションは、仕事や教育の機会、コミュニティにいつでもつながれるよう、物理的な距離による境界のない世界を作り出すことです。東京都心部にあるオフィスと海辺の町である葉山のオフィスをtonariでつなげ、12名の多国籍で経験豊富なチームが国内外、場所にとらわれず働いています。
ウェブサイトhttps://tonari.no/
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