オカムラがオフィス製品における「カーボンオフセットプログラム」を開始

オカムラのものづくりの考え方「サーキュラーデザイン」を策定

その他 サステナビリティ
2021年11月08日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、オフィス製品の原材料調達から製造、輸送、廃棄までの製品ライフサイクルを通じて、CO2の排出量を正しく計算し、排出量と同等の排出権(クレジット)付きの製品をお客様に提供する「カーボンオフセットプログラム」を2022年1月より開始します。これによりお客さまは対象製品を購入することで、温室効果ガス削減活動に寄与することになります。
また、オフィス製品におけるサーキュラエコノミー(循環経済)の概念に基づいた「サーキュラーデザイン」の考え方を策定しました。

オカムラグループは、2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、これまでの活動をさらに強化するとともに、新たな視点に立った取り組みを展開しています。1997年からGREEN(環境配慮)のWAVE(波)を自ら起こし、その波に乗るという「GREEN WAVE(グリーン・ウェーブ)」の考えの下に、製品に関するオカムラ独自の環境基準を策定し、環境に配慮した製品の拡充を図ってきました。2021年より、製品に関するオカムラ独自の環境基準の見直しを行い、新たに製品開発における「サーキュラーデザイン」の考え方を策定、「カーボンオフセットプログラム」の導入により、GREEN WAVEの取り組みを大きくレベルアップします。

GREENWAVE

カーボンオフセットプログラム

オカムラの「カーボンオフセットプログラム」は、CO2の排出量の正確な把握と削減に、国内自社工場生産の強みを生かしています。製造工程でのエネルギー使用量や製品に使用する材料の種類と量を厳密に管理し、工場内の加工工程管理を実施することでCO2排出量を正確に把握しています。また、国内の自社工場で生産するため、原材料の購入、お客さまへの製品納入における効率的な輸配送、工場で使用する電力に再生可能エネルギーを使用することでCO2排出量の削減に積極的に取り組んでいます。

カーボンオフセットプログラム

・CO2排出量の参考値(原材料調達~製造~輸送~廃棄まで)
  チェア:65kg、デスク:246kg、収納:194kg、ワークブース:503kg
・カーボンオフセットプログラム対象製品:ContessaⅡ、CYNARA、SOLISTE、drape、nel他

オカムラのものづくりの考え方「サーキュラーデザイン」

オカムラは、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」の概念に基づき、「製品企画・設計」から「調達」「製造」「販売」「メンテナンス」「再使用」「リサイクル」に至るまでの製品ライフサイクルの中で、限りある資源をより長く有効に使用し、廃棄物の発生を最小化するものづくりを目指すことで、地球環境への配慮を徹底し、持続可能な社会づくりに貢献します。

※サーキュラーエコノミーとは、従来の「大量生産・大量消費・大量廃棄」のリニアな経済(線形経済)に代わる、製品と資源の価値を可能な限り?く保全・維持し、廃棄物の発生を最小化した経済を指す(環境省ホームページより抜粋)

カーボンオフセットプログラム

□オカムラウェブサイト GREEN WAVE Road to 2050スペシャルサイト
  https://www.okamura.co.jp/company/sustainability/greenwave/

参考
□オカムラ 2021年6月29日ニュースリリース
 カーボンニュートラル実現に向けて2050年CO2排出実質ゼロを目指す
 2030年度CO2排出量削減目標を改定
  https://www.okamura.co.jp/company/topics/other/2021/carbon-neutral_tcfd_202106.html

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