空間データの協創プラットフォーム『CRESNECT』を活用した「未来のオフィス空間」づくりをスタート

その他 オフィス
2018年7月30日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ、ソフトバンク株式会社、ダイキン工業株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三井物産株式会社、ライオン株式会社は、このたび、ダイキン工業が2018年2月に発表した協創プラットフォーム『CRESNECT(クレスネクト)』の第1弾プロジェクトとして、「未来のオフィス空間」づくりを目指した取り組みを共同で企画・実証していくことで合意しました。
今年度中に、各社が保有する最新テクノロジーやデータ、ノウハウを融合しAI(人工知能)やIoTを駆使することで、生産性や創造性が高まり、快適で健康に働けるオフィスを実際に体感できるワークスペースの開設を目指します。

1.本取り組みの背景

近年、少子高齢化により労働力人口が減少する中、企業の「働き方改革」や「健康経営」が注目を集めており、人々がより効率的に、創造的に働くことができ、かつ心身ともに健康で快適に過ごせるオフィス空間の実現が求められています。オフィスの環境と生産性・健康との因果関係などについてはまだ明らかになっていないことも多く、1社だけでは解決し得ない大きな課題です。 そこで、業界をけん引する異業種のパートナーが手を取り合い、既存のしくみや自社の事業領域にとらわれない幅広い視点で、各社の保有するテクノロジーやデータ、ノウハウなどを相互活用し、さまざまな空間コンテンツのフィールド実証を行いながら、まずは理想のオフィス空間づくりに取り組むことになりました。

2.フィールド実証の概要

1.本取り組みの背景

近年、少子高齢化により労働力人口が減少する中、企業の「働き方改革」や「健康経営」が注目を集めており、人々がより効率的に、創造的に働くことができ、かつ心身ともに健康で快適に過ごせるオフィス空間の実現が求められています。オフィスの環境と生産性・健康との因果関係などについてはまだ明らかになっていないことも多く、1社だけでは解決し得ない大きな課題です。 そこで、業界をけん引する異業種のパートナーが手を取り合い、既存のしくみや自社の事業領域にとらわれない幅広い視点で、各社の保有するテクノロジーやデータ、ノウハウなどを相互活用し、さまざまな空間コンテンツのフィールド実証を行いながら、まずは理想のオフィス空間づくりに取り組むことになりました。

(2)各社の参画目的

オカムラ
  • センサー搭載のオフィス家具の導入と、その実験を通じた商品化推進
  • 取得したビッグデータを活用した新たなサービス開発の推進
  • 参加企業とのコラボレーションによる新たな価値提供の可能性の模索
ソフトバンク
  • データを収集・蓄積し活用することでビジネスを再定義し、デジタルトランスフォーメーションを推進する
  • 「未来のオフィス空間」づくりへの参画にあたり、空間内におけるIoT活用データの収集および可視化、AIを利用した分析など最新テクノロジーを提供する
ダイキン工業
  • 空調機をハブとした新たなビジネスソリューションの創出
  • 異業種の各企業とパートナーシップを結び、当社だけでは成し得ない価値ある空間ソリューションを提供する
東京海上日動火災保険
  • ストレス度や集中度などを中心とした、「未来のオフィス空間」づくりに関する研究で計測・蓄積されるセンシングデータの分析などを実施し、ヘルスケア分野などにおける新たなサービス提供や健康経営ソリューションの開発に向けた可能性を検討する
三井物産
  • 事業化に向けサービス提供モデルを検討・企画する。将来的にダイキングループと共同で推進する空調サービス事業会社のトータルサービス型ソリューションとしての展開も検討する ・出資先が持つ関連技術や製品を活用した空間ソリューション開発へ貢献する
ライオン
  • ライオンの技術、ソリューションを活用して、口腔内のセンシングによる健康チェック、メンタルヘルスケアを意識した空間創り等を通じて、オフィスワーカーのヘルスケア、エチケットリテラシー向上に貢献する新たな製品・サービスを開発する

3.検証予定の空間コンテンツ

(1)より効率的に働けるオフィス空間

入退室管理やオフィス機器の利用などの識別に生体認証を活用し、高いセキュリティを保ちながら認証作業を簡素化。AI活用により雑務処理や、資料作成を効率化することで、本来の業務に集中できるオフィス空間サービスの開発を行ないます。 また香りや照明、IoTオフィス家具を活用し集中力コントロールを行うことで生産性向上を目指します。

(2)より創造的に働けるオフィス空間

創造性を高めるために、音・光・匂い・色・温度など、五感に作用する要素を組み合わせてコントロールし、業務の種類に適したオフィス空間を作り出すサービスの開発を行います。 コミュニケーションの活発化や五感を刺激し感性を研ぎ澄ませることで、新たな発想が生まれやすい空間づくりを目指します。

(3)より健康的に働けるオフィス空間

在室者の行動を見える化することで、オフィスワーカーの業務を健康面からも支援します。 着座している時間や移動距離、ストレス度や集中度などを計測して分析することで、それぞれに適したタイミングでのリフレッシュタイムや仮眠の推奨、精神状態に合わせた業務の提案を行い、健康的に働き続けられるオフィス空間サービスの開発を行います。

今後、上記にとどまらずさまざまな空間コンテンツについて検討し、追加していく予定です。またパートナー企業も引き続き募集し、幅広い業種間で連携を強化していきます。

4.『CRESNECT』について

『CRESNECT』は、空調機から得られるさまざまなデータや、各パートナー企業が持つデータやノウハウを蓄積し、活用しながら、空間にまつわる新たな価値やサービスを創出していくための協創型プラットフォームです。 まずは喫緊の課題である「働き方改革」をテーマとし、理想のオフィス空間づくりに取り組みますが、並行して店舗や高齢者施設、病院、教育施設などの空間においても、新しい価値やサービスの創出を目指していきます。

(参考)ダイキン工業 2018年2月21日 プレスリリース
空気・空間のデータを活用した協創プラットフォーム『CRESNECT』を開設
http://www.daikin.co.jp/press/2018/180221/index.html

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