オカムラグループ「CSR Report2010」発行

オカムラグループのCSR活動状況を報告

その他
2010年6月24日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社 岡村製作所はこのたび、オカムラグループのCSR(企業の社会的責任)に関する活動をより多くのステークホルダーの皆様にお伝えするため、「CSR Report2010」を発行いたしました。(報告期間 2009年4月~2010年3月)「CSR Report2010」では従来のCSR情報の開示体系を再整理し、広く一般の方には特集を中心に構成した「CSR Report2010 ハイライト(冊子版)」を、CSR情報により関心が高い方には、ウェブサイトのみで開示していた「環境データ編」を統合した「CSR Report2010 詳細PDF版」を制作いたしました。冒頭では、2010年3月に策定した「CSR方針」を中心とした、弊社代表取締役社長の久松 一良と神戸大学大学院教授の國部 克彦氏によるトップ対談の内容をまとめています。また、本業を通じた持続可能な社会づくりへの貢献事例として、「Green Workplaceの提案」、「オフィスの防災提案」、「店舗の省エネ提案」を特集記事として取り上げています。今後のCSR活動の向上につなげるべく、環境データ、社会性データの集計範囲を岡村製作所および主要関係会社16社にまで拡大して報告しています。(前回は13社)

報告対象である株式会社 岡村製作所ならびに主要関係会社16社

オカムラグループ「CSR Report2010 詳細PDF版」の主な内容

●トップ対談
2010年3月に策定した「CSR方針」を中心に、オカムラグループの社会的責任に関する考え方や、経営理念、今後のCSR経営について、弊社代表取締役社長 久松 一良と、企業の環境経営分野において著名である神戸大学大学院 國部 克彦教授との対談の内容をまとめています。

●特集1「Green Workplaceの提案」
人と環境にやさしい快適なオフィスとは?オカムラが提案する「Green Workplace」について、またそれを実践している「オフィスラボ」での事例と省エネ実績を4ページにわたってご紹介しています。

東京都千代田区紀尾井町のニューオータニ・ガーデンコート内

●特集2「オフィスの防災提案」
地震の発生は止められませんが、地震を災害にしないための対策はあります。オカムラがご提案するオフィスをはじめ病院、市役所、アミューズメント施設などの「減災」対策についてご紹介しています。

●特集3「店舗の省エネ提案」
地球温暖化防止に向けて、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの省エネに対する注目が高まっています。オカムラの省エネ施策と、効果の「見える化」についてご紹介しています。

●CSR経営
2010年3月に策定した「CSR方針」、コーポレート・ガバナンス、リスクマネジメント、コンプライアンスの徹底について具体的事例をご説明しています。

●社会に貢献するモノづくり
「よい品は結局おトクです」のモットーのもと、上質な製品をお届けするための「製品開発」「空間提案」「品質と安全」「アフターサービス」におけるそれぞれの取り組みをご紹介しています。また、使用済み製品の資源循環に向けた取り組みについてもご紹介しています。

●ステークホルダーとともに
お客様とのコミュニケーションや、さまざまなステークホルダーの皆様との良好な関係を構築する活動をご紹介しています。従業員に関する情報については、データの集計範囲を海外グループ企業まで拡大してご報告しています。

●環境への取り組み
オカムラグループで取り組んでいるEMS活動をより実効性の高いものとするため、2010年2月、環境方針および目的・目標を「オカムラの実践 エコの種」と「オカムラの提案 エコの実」に再整理いたしました。また、社会動向や法規制の変化を考慮し、新環境長期ビジョン「GREEN WAVE2020」を策定いたしました。これらの内容について詳述するとともに、2009年度の各種取り組みをまとめて報告しています。

オカムラグループが一丸となって環境活動を実践して「エコの種」を育て、そこから得られた知見、すなわち「エコの実」をお客様へ循環させることで持続可能な社会づくりに貢献する、という事業の展開のあり方を定めています。

オカムラグループ「CSR Report2010」における主な改善点

昨年の「CSR Report2009」にお寄せいただいたアンケート、企業やNGOの環境・CSR専門の方々、従業員、第三者レビューを含むさまざまな皆様からのご意見・ご提案を本レポートの改善に役立てました。

●利用用途に合わせて情報開示体系を整理
従来の50ページ前後にまとめた内容では難しいと感じる方、また、逆に環境情報が不足していると感じる方がいらっしゃいました。そこで以下のように情報の棲み分けをさらに徹底いたしました。
□広く一般の方向け・・CSR Report2010 ハイライト(冊子版)
□CSR情報により関心が高い方・・CSR Report2010 詳細PDF版
https://www.okamura.co.jp/company/csr/report.html

弊社ウェブサイトのみで開示していた「環境データ編」を統合

●特集の内容を充実
社会的関心が高く、また弊社の対応が期待されている事項を特集でクローズアップしました。CSR Report2010では、これまでよりページ数を増やしてご紹介しています。

信頼性を高め、社会の期待に応えるために

●第三者意見・審査を参考に
信頼性を高めるとともに、社会の期待に応える「CSR Report」とするため、駿河台大学教授 水尾順一氏、東京大学大学院教授 平尾雅彦氏から第三者意見をいただきました。また環境パフォーマンスの信頼性を高めるために、ビューローベリタスジャパン株式会社に第三者審査をいただきました。

●ガイドラインを参照
作成にあたっては「環境報告ガイドライン2007年版」を参考にしています。

「CSR Report2010」の装丁

  • 「CSR Report2010ハイライト(冊子版)」
    A4判 16頁 カラー

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