株式会社オカムラ（本社：神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員：中村 雅行）のタスクシーティング「Contessa Ⅱ（コンテッサ セコンダ）」サーキュラーモデルの座面に使用されている「編成樹脂網状構造体 座面クッション材（E-LOOPシリーズ）」が、「第20回／2023年"超"モノづくり部品大賞」において「生活・社会課題ソリューション関連部品賞」を受賞しました。
「編成樹脂網状構造体 座面クッション材（E-LOOPシリーズ）」は、オカムラ、帝人フロンティア株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役 社長執行役員：平田 恭成）、株式会社テクセット（本社：東京都港区、代表取締役：川村 陽一）、株式会社エコ・ワールド（本社：大分県玖珠郡、代表取締役：江口 ゆかり）の4社で共同開発した、100％リサイクル可能なポリエチレン製のクッション材です。モールド成型と三次元の硬度調整により、座り心地の良い座面のカーブ形状とオカムラ独自の異硬度クッションの座り心地を実現しています。環境への配慮とともに快適な座り心地を実現することが評価されました。

ー受賞内容ー

■「編成樹脂網状構造体 座面クッション材（E-LOOPシリーズ）」について
「編成樹脂網状構造体 座面クッション材（E-LOOPシリーズ）」は、糸状のポリエチレン樹脂を組み込んだ三次元構造体「E-LOOP（イーループ）」でできた100％リサイクル可能なクッション材です。粉砕して加工することで、原料として100％再利用ができ、再度「E-LOOP」として製造が可能です。
従来の「E-LOOP」の製造で用いられている押出成形ではなく、モールド成形で製造することによって、オフィスチェアとして座り心地の良い座面のカーブ形状を実現しています。また、樹脂の粗密を調整することにより三次元で硬度を変えることを可能にしました。大腿部のあたる部分は柔らかく、臀部を支える部分は硬めにすることで、オカムラ独自の技術である異硬度クッションの座り心地を実現しています。
環境への配慮とともに快適な座り心地を実現します。

ー「"超"モノづくり部品大賞」概要ー

2023年で第20回となる「"超"モノづくり部品大賞」（主催：モノづくり日本会議、日刊工業新聞社）は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象にした顕彰制度です。2003年に「モノづくり部品大賞」として創設、2008年から現名称となり「機械・ロボット」「電気・電子」「モビリティー関連」「環境・資源・エネルギー関連」「健康福祉・バイオ・医療機器」「生活・社会課題ソリューション関連」の6分野が表彰対象です。

□"超"モノづくり部品大賞ウェブサイト
https://award.cho-monodzukuri.jp/

□オカムラウェブサイト　タスクシーティング「Contessa Ⅱ（コンテッサ セコンダ）」
https://product.okamura.co.jp/ext/DispDirect.do?volumeName=00001&SID=contessa_seconda