株式会社 岡村製作所 技術技能訓練センター所長の畑岡 耕一が、平成28年度「現代の名工（卓越した技能者）」表彰を受賞しました。
「現代の名工（卓越した技能者）」表彰制度は、我が国最高水準の技能を有し他の技能者の模範にふさわしい卓越した技能者を厚生労働大臣が表彰する制度です。
畑岡 耕一は、昭和41年に入社以来オフィス家具製品の試作や設計業務に長年従事しました。特にオフィスチェア製造工程の全般に精通し、設計や生産技術に関する多くの工法を開発するなど、日本のオフィスチェアの精度向上に貢献、2012年には「神奈川の名工」と称される神奈川県の卓越技能者として表彰されました。現在はオカムラの生産分野の技能を養成する技術技能訓練センターの所長として技能者の指導と育成に尽力しており、これらの功績が認められました。

「現代の名工（卓越した技能者）」の概要

「現代の名工（卓越した技能者）」表彰制度は、きわめて優れた技能を有し、産業の発展などに寄与した技能者を厚生労働大臣が年に1回表彰する制度です。
2016年11月21日14:00より東京都港区の明治記念館にて、平成28年度「現代の名工（卓越した技能者）」表彰式が行われます。

厚生労働省ウェブサイト「現代の名工（卓越した技能者）」表彰制度ページ

平成28年度「現代の名工（卓越した技能者）」受賞者の紹介

畑岡 耕一　はたおか こういち
株式会社 岡村製作所 生産本部 技術技能訓練センター 所長

昭和41年　株式会社 岡村製作所入社後、企業内訓練所に所属し製造に関する基本技能を習得し、製品の試作や設計業務に長年従事する。企画力や開発力にも長け、オフィス用チェアの製造全般に精通する。日本のオフィスチェアを、デザイン・機能・強度を兼ね備えたものへと導き、世界53か国で約50万台の販売実績を誇るContessa（コンテッサ）の開発にも寄与した。製造技術や技術技能訓練に関する多くの資格を有し、表彰も多数受賞。 現在は設立にも携わった技術技能訓練センターの所長として後進の育成にあたっている。平成25年からは技能五輪選手の育成も行い技能五輪全国大会への出場を果たし、翌年の同大会にて職種「曲げ板金」での入賞へと導いた。