株式会社 岡村製作所のエルゴノミックメッシュチェア「Baron(バロン)」、ミーティングチェア「Grata（グラータ）」、オフィスシーティング「Visconte（ヴィスコンテ）」の３製品シリーズが、２００７年１２月、「Greenguard Environment Institute」の認可プログラムに基づく室内空気環境基準をすべて満たし、米国環境基準である「GREENGUARD 認定」を取得いたしました。これにより、２００３年１０月に日本のオフィス家具メーカーとして初めて「GREENGUARD認定」を取得した「Contessa（コンテッサ）」を含め４製品が、「GREENGUARD 認定」取得となりました。

「GREENGUARD認定」は、人々の健康と生活環境をより良くするため、オフィス家具をはじめ、床材・天井材・接着剤・塗料・壁材・カーペットなど室内建材を対象とした米国の環境基準です。この基準は、米国材料試験協会（ＡＳＴＭ）の規格に基づいた試験をはじめ、合衆国環境保護庁(ＵＳＥＰＡ)、ワシントン州(ＳＯＷ)、ドイツのブルー・エンジェルの勧告などに基づいて作成されており、「GREENGUARD認定」はこれらの厳しい試験をクリアした製品だけに与えられます。

「GREENGUARD 認定」取得製品のご紹介

エルゴノミックメッシュチェア「Baron（バロン）」

２００４年発表の「Baron」は、イタリアのインダストリアルデザインの名門「GIUGIARO DESIGN（ジウジアーロ・デザイン）」とのコラボレーションにより誕生したメッシュチェアです。 「コンパクト＆ハイパフォーマンス」をコンセプトに、シンプルでシャープなデザインと、人間工学に基づいて設計された確かな座り心地を実現しています。リクライニング角度調整や強度調整、座面の上下・奥行調整、ＰＣ作業のためのアジャストアーム高さ・角度調整など、使い勝手や体格に合わせて誰でも簡単に操作できます。
１２種類の豊富なメッシュカラーを取り揃えており、座はメッシュとクッションの２タイプ、また３タイプの高さの背やフレームカラー、さらには肘やランバーサポートなどのオプションにいたるまで自由な組み合わせが可能で、あらゆるビジネスシーンに適合します。

ミーティングチェア「Grata（グラータ）」

２００５年発表の「Grata」は、しなやかにワーカーの背を受け止めるベンディングシェルを採用しています。スタイリッシュで軽やかなデザインと、包み込むような座り心地を両立したミーティングチェアです。脚の形状は２タイプです。「５本脚タイプ」は、くるぶしを動きの中心に背と座面が連動して動く「アンクルチルトRリクライニング」機構を採用し、大腿部への圧迫を感じさせない自然なリクライニングを実現しています。また、高さの調節も可能です。「４本脚タイプ」は、座を跳ね上げることにより、平行にネスティングして収納できます。共に肘付き／肘なしから選択可能です。
座面カラーは６色、シェルカラーは２色を用意しています。多様化したオフィス空間において、あらゆるシーンで多目的に利用できる汎用性の高いミーティングチェアのシリーズです。

オフィスシーティング「Visconte（ヴィスコンテ）」

２００６年発表の「Visconte」は、あらゆるワークスタイルにフレキシブルに応えるために開発されたオフィスシーティングです。ワーカーの希望に合わせて、背のタイプと高さ、カラー、リクライニング機構など、さまざまな選択肢から自由に選ぶことができます。
背には、快適な座り心地を生むグリッド形状のバックシェルを採用しています。寄りかかるとグリッドが変形し、ワーカーの身体にしなやかにフィットします。背は３タイプから選択可能で、バックシェルの機能とデザインをそのまま活かした「プレーンタイプ」、バックシェルに立体的に編まれたメッシュを重ねた「メッシュタイプ」、クッションを取り付けた「クッションタイプ」を品揃えしています。
フレーム／メッシュカラーはグレーとブラックの２色、クッションカラーは６色です。また、肘のタイプや座面奥行調節機能の有無を選択できるほか、オプションとしてハンガー、ランバーサポートを用意しています。