東京都小平市にある嘉悦大学では、講義型の教室の一部をリ・デザインしました。 新しい学びのスタイル-アクティブラーニング-の場として、KALC(Kaetu Active Learning Classroom)と名付けられたこの空間は、従来型の一方向の伝達を主体とした授業ではなく、グループワークやディスカションを主体とした学習が行われます。これは、教員が学生に知識を授けるだけではなく、学生同士が教え合い、教員や学生アシスタントらとの創発的コミュニケーションに基づく半学半教を実現する場です。家具は自由に動かせ組合わせることができます。自由に座って、自由に動いて、自由な角度から物事を見ることができる授業を行います。 また、複数台のプロジェクタやガラス製のマルチスクリーンなどを導入し最新のICT環境も充実しています。
プロジェクトの詳細
所在地: 東京都小平市小金井南町2丁目8ー4
対象面積: 630㎡(8教室)
対象人員: 310名(クラスルーム人数)
インテリア竣工: 2010年 9月
デザイン担当: オカムラ・前田 明洋(スペースデザイン)、設計組織 ADH