働き方・働く場の研究と視点
KNOWLEDGEKNOWLEDGE 2024 「成長を促すオフィス」RELEASE
「はたらく」にまつわる研究データを集めた「KNOWLEDGE - WORK DESIGN REVIEW 2024」を発行しました。今号では、「成長を促すオフィス」という特集を組み、良いオフィスで働くことがワーカーの成長を促進するのではないかという仮説に基づいて、仕事を通じて起きているワーカーの成長に焦点をあてて分析を進めています。
さらに、出社する価値に関する研究や、コミュニティを超えたコミュニケーションについての研究、レイアウトデータから見るオフィスの現在など、働き方や働く場についての知見をご紹介しています。
FEATURE #01
成長を促すオフィス
仕事を通じた成長をワーカーはどのように捉えているのでしょうか。成長に対する意識や実態を探る調査をもとに、オフィスに必要な工夫について考えていきます。
FEATURE #02
1on1を行う環境のポイント
1on1とは、ワーカーの育成のために上司と部下が1対1で行う対話のことです。対話の内容を充実させ、より効果を高めるには、どのような環境で行うとよいのでしょうか。1on1を行う際の環境について調査しました。
FEATURE #03
成長を促進するスムーズさの設計
ワーカーが成長を実感する要因の一つに、仕事を滞りなく進めることができるようになるということが挙げられます。では、仕事が滞りなく進められるということは、何に起因しているのでしょうか。また、ワーカーはオフィスのどんな場面でそれを感じているのかを探りました。
FEATURE #04
優秀なワーカーが好むオフィス環境
自分が好む環境で働くことができるとワーカーは成長することができるはずです。では、実際に成長し、優秀とされるワーカーはどのような環境を好むのでしょうか。優秀なワーカーを選定し、調査しました。
RESEARCH #01
出社の価値を考える
オフィスに出社する価値について、ワーカーはどのように考えているのでしょうか。また、出社することに価値を感じられることがワーカーにどのような影響を与えるのかについて、調査をしました。
RESEARCH #02
コミュニケーションのジレンマ
さまざまなメンバーとのコミュニケーションが新しいアイデアの創出につながるのか。ワーカーの会議データの分析からそのヒントを探っていきます。
RESEARCH #03
レイアウトデータから見るオフィスの現在
オカムラでは、オフィスづくりの指標となる優良オフィス(日経ニューオフィス賞の応募資格に該当するオフィス)を対象とし、レイアウトに関する基礎データを継続的に収集しています。今回はその中から「1人当たりのオフィス面積」「会議室の数」など、オフィスづくりのベンチマークを設定するうえで参考となるデータをご紹介しています。
その他、テクノロジーの進化とオフィスの変化に関するオカムラのDX推進担当者へのインタビューや、オカムラの共創空間「Open InnovationBiotope "Sea"」とラボオフィス「CO-Do LABO」の事例紹介、オカムラが40年以上行ってきた「はたらく」に関する研究の変遷もご紹介しています。
発行日:2024年11月11日(月)
発行:株式会社オカムラ