ヒノデホールディングス 様 狭さを感じさせない、機能的でインパクトある空間デザインとは ――ヒノデホールディングスの誇りと革新が共鳴するオフィス
1919年に創業し、マンホール蓋等の製造販売を行うヒノデホールディングス株式会社。創業時より「鋳物」に着目し、100年以上にわたって研究開発を続けるメーカーです。近年は培った技術を多様な分野へ広げ、新しい市場の創出にも積極的に取り組んでいます。同社は2023年9月に東京都内に建つ自社ビルを建て替え、クライアントを迎える空間をつくりだしました。福岡本社など他拠点社員の出張の際に、サテライトオフィスとしても使われています。狭小ビルながら空間を最大限に活用し、機能性を取り入れた新しいオフィスは、社内外の人と知見が交差することで新たな発想を生み、革新的な価値を創出する空間となっています。
ヒノデホールディングス株式会社は、福岡県に本社を構え、鋳鉄製品の製造販売を行う老舗メーカー。上下水道用のマンホール蓋は国内トップクラスのシェアを誇ります。「製品の改善と開発の過程で得た鋳物技術を、さらに大きな社会インフラや新たなものづくりに応用したい」。同社は未来への想いをカタチにするため、さまざまな企業や人と出会い、知見を融合していく場が必要だと考えました。そのために、事業所のひとつとして使っていた都内の一等地にある自社ビルの建て替えを決断します。こうして、訪れる人に同社の魅力を伝える、地下1階・地上7階からなる特別な空間をつくりあげました。間口が狭い縦型の狭小ビルでありながら、レイアウトは極めて機能的。来訪者に向けた設えはもちろん、社員にとっても快適な空間となるよう、バリエーション豊富な会議室や他拠点の社員も使えるフリーアドレスの執務エリアも備えています。各フロアの用途を明確に決め、計算し尽くした動線とテーマに合う設えを取り入れました。事業への情熱を感じさせるたくさんのこだわりが詰まっています。
Photographs
Data
- 企業名
- ヒノデホールディングス株式会社
- 所在地
- 東京都港区赤坂3-10-6
- 納入時期
- 2023年9月