オフィスづくりのコラム
COLUMN高さを調整できる「電動昇降デスク」
実際どのくらい使われている?
天板の高さを電動で簡単に調節できる、電動昇降デスクをご存じでしょうか?オフィスの中で使用される例が増えており、オカムラでもSwiftやRegasといった、天板の高さを調整できるデスクシリーズを発売しています。
電動昇降デスクには「立ったり座ったりすることで、ずっと同じ姿勢でいることを防げる」「自分の体格に合わせ、理想的な姿勢や見やすさを維持できる」といったメリットがあります。とはいえオフィスに導入した際、ワーカーは実際にこの昇降機能を活用してくれるのでしょうか。今回はそんな疑問の参考となる調査結果をご紹介します。
8割以上の人が、座り姿勢での作業中に天板の高さを調整 約6割は立ち姿勢も活用
電動昇降デスクがオフィスの中にあるワーカーを対象に、天板の昇降機能の利用頻度を聞いてみました。その結果が下の図です。
左の円グラフは、立ち姿勢で作業をする人の割合を表しています。これを見ると、約6割の人はずっと座ったままではなく、立った姿勢を取り入れながら仕事をしていることがわかりました。
右の円グラフは、座り姿勢時に作業に合わせて天板の高さを調整する人の割合を表しています。これを見ると、8割以上の人は座りながら仕事をしていても、適宜天板の高さを微調整していることがわかります。
また、どのようなタイミングで高さを調整しているか調べてみると、「その時の体調、気分、仕事内容に合わせて高さを変えている」「WEB会議などをするとき、相手が見やすい位置に高さを調整している」「フリーアドレスで使用しており、日によってデスクと椅子が異なるため、自分にフィットするよう毎朝設定している」といった回答があり、各自の任意のタイミングで調整していることがわかりました。
まとめ
これらの調査結果から、多くのワーカーは電動昇降デスクの機能を有効に活用しているようです。働く人の体格に合わせられるだけでなく、作業の内容や気分などに応じて天板の高さが調整できるデスクを導入することは、快適性が高まり働きやすい環境づくりにつながる工夫と言えるでしょう。
発売から10年を迎えるオカムラの「Swift」はリニューアルし、新たなバリエーションと機能を付加した製品となりました。ぜひ一度、以下のURLから製品詳細をご確認ください。
関連リンク
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イラスト:ウラケン・ボルボックス