オフィスづくりのコラム
COLUMNオフィスレイアウト作成時に知っておきたいポイント【家具占有率】
家具占有率とは?
家具占有率とは、執務室全体に占める家具が配置された面積の割合を示し、1人当たり面積では分からない空間の「広さ感」を指標化したものです。 例えば、右に示した2つの執務室は、どちらも1人当たりの執務室面積は同じですが、右の方が家具が多く配置された狭い空間、つまり、家具占有率が高い空間となります。
家具占有率は45~55%を推奨します
オカムラの研究結果では、「家具占有率」が55%を超えると狭いと感じる人が急激に増えることが分かっています。一方で、45%を下回ると、執務室内のスペースが十分に活用できていないということが言え、オカムラでは45~55%の間に「家具占有率」を設定することを推奨しています。 執務室を計画する際には、1人当たり面積の数値だけでなく、この「家具占有率」も考慮に入れたオフィス作りをおすすめします。