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2014年秋、東松島市野蒜地区に展開している復興の森。その森の高台に被災したエリアを見下ろせる、馬の蹄をイメージした展望デッキが設置されました。2012年に立ち上がった「復興の森づくりと森の学校プロジェクト」では、C.W.ニコル氏が提唱する自然と寄り添う教育の実現として「森の学校」づくりが始動。校舎建設予定地に隣接する森を「復興の森」と名付け、校舎がなくても「森の授業」を進めるべく、2013年につくられたツリーハウス「ツリードラゴン」を皮切りに、第二弾として2014年秋に完成。「森の学校」の一部として子どもたちや地域の方々が故郷を思い、未来を展望できる場所を目指しました。
製作にあたり、ともに「森の学校」づくりに関わる早稲田大学 古谷誠章研究室の学生により設計され、施工に関しても2週間ほど仮設住宅に泊まり込み、地域の方々と一緒に延べ10名で造り上げました。また、木材の運搬も、車道のない山道を「馬」によって山頂まで運びました。馬の蹄をイメージしたその形状から「うまのひづめ展望デッキ」と名付けられました。その施工過程の映像をご覧ください。
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初出日:2016.10.07 ※会社名、肩書等はすべて初出時のもの