地域色&社員満足度を重視、新潟ナンバーワンの"愛されオフィス"へ ――地域愛を生む「花街×公園」を表現した独自の空間で、ワクワクしながら働く

株式会社プライムアシスタンス 様

地域色&社員満足度を重視、新潟ナンバーワンの"愛されオフィス"へ ――地域愛を生む「花街×公園」を表現した独自の空間で、ワクワクしながら働く

株式会社プライムアシスタンス 様

Project Data

プロジェクト名
株式会社プライムアシスタンス
新潟コンタクトセンター新規設立プロジェクト
面積規模
約2000㎡
人員規模
約220名
完成年月
2024年2月竣工

Point !

今回は、情緒のある花街や、地元民の憩いの場である公園など、新潟への「地域密着」をテーマにした事例を紹介します。地域愛にあふれる空間は、スタッフや地元の方々から企業への愛着醸成にも一役買いそうです。
交流が活性化するリフレッシュエリアや、ホスピタリティを意識した仮眠室やパウダールームなど、働きやすさへの細やかな配慮も特徴的。随所に工夫を凝らすことで、スタッフのエンゲージメント向上を実現することでしょう。
快適に働けるオフィスだからこそ、きっと多くの人がこの環境に憧れて入社し、今後ますます活気づいていくに違いありません。

<em>エントランス</em>  株式会社プライムアシスタンス 様
<em>1階 カフェコーナー(リフレッシュエリア内)</em>  株式会社プライムアシスタンス 様
<em>2階 ビューエリア</em>  株式会社プライムアシスタンス 様
<em>2階 執務エリア</em>  株式会社プライムアシスタンス 様
<em>1階 パウダールーム</em>  株式会社プライムアシスタンス 様

Project Story

プライムアシスタンス様のファーストオーダー

「新潟らしさ」を表現した、働きたくなるオフィスをつくりたい

わたしたち株式会社プライムアシスタンスは、自動車・火災・海外旅行などの困りごとに向き合いサポートするコールセンターです。東京本社のほか、秋田や鹿児島にも支社を置いています。

2024年4月に開業する新潟コンタクトセンターは、新潟県内の雇用創出と地域活性化のため、県が誘致を進めています。新潟市の中心部である古町エリアにある家具店の一部を改装し、新たにオフィスとして生まれ変わらせたいです。

改装に伴い、実現したいことが2つあります。1つ目は、「新潟らしさを感じさせるオフィス」であること。今回はじめて新潟に事業所を構えることになりますが、随所に新潟の魅力を表現する演出を施すことで、地域に密着した姿勢を見せていきたいです。

2つ目は、オペレーター同士の交流を醸成すること。顧客に電話応対するオペレーター業務は、基本的に一人で作業を行うことから、孤独になりやすいです。そのため、オペレーター同士がコミュニケーションをとりやすい環境をつくりたいと考えています。

ゾーニングと紹介するエリア

ゾーニングと紹介するエリア
Scene 1

花街・古町を感じるホスピタリティ空間

エントランスに足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは白と木目を基調とした明るくて開放的な空間。ルーバーを使った壁面や漆喰風クロス、石畳風の床が、新潟市古町の華やかな花街建築を彷彿とさせます。まるでおもてなしを受けているようなホスピタリティあふれる空間です。

デザインの美しさはもちろん、来客やミーティング、面談に備えて、エントランス右手には多数の会議室を設置しています。

Scene 2

笑顔と交流が生まれるリフレッシュエリア

セミナースペースの隣には、スタッフが交流できる広々としたリフレッシュエリアが配置されています。様々なデザインのイスを配したテーブル席、居心地の良いソファのファミレス席、立ち話がしやすいカウンターなど、気分や用途に応じて自由に使い分けできます。

カフェコーナーは印象的なペンダントライトや暖色系のダウンライトを使うなど、リラックスできる空間になるような工夫が施されています。ほっと一息つける癒しのスペースがあることで、仕事へのモチベーションが高まりそうです。

Scene 3

憩いの場「白山公園」の空中庭園をオマージュ

2階へ続く階段を上った先にあるのは、新潟市民の憩いの場「白山公園」の空中庭園を連想させる「ビューエリア(View Area)」。

カーペットで表現した池や橋、ガラス壁に施した池の水しぶきのような演出により臨場感であふれ、コンタクトセンターでありながら自然の風を感じられるような心地良い雰囲気が漂っています。

丸い池を模したカーペットに沿って湾曲したガラス壁の向こうは、執務スペース。同社の見学をしに来社した取引先のお客様は、ここから活気あるオペレーターの働きぶりを確認できます。

Scene 4

チーム力を発揮しやすい、効果的な席配置に

「ビューエリア」のガラス壁の先は、オペレーターが活気よく働く執務スペースが広がっています。

シフトごとに指定された島であれば、好きな席に座れるグループアドレス制が取り入れられているのも特徴的です。チーム内のコミュニケーションが取りやすく、日によって異なる隣に座ったオペレーター同士での会話が生まれています。マニュアルなどは共用の書庫にまとめられ、必要に応じて取り出し活用するという運用に。ペーパーレス化にも一役買っています。

デスクはバランス良く島型に並んでおり、各オペレーターのデスク間のパーティションも完備。デスクチェアの色は新潟のサッカーチーム「アルビレックス新潟」のクラブカラーであるオレンジ色を採用しており、ここでもやはり「新潟らしさ」にこだわっています。

Scene 5

「スタッフの満足度」をアップさせる、独自の工夫

「スタッフにはモチベーション高く仕事に取り組んでほしい!」そんな思いから、オフィスには心地よく働けるような配慮が施されています。

たとえば、一見コンタクトセンターとは思えない男女兼用のパウダールームには、歯ブラシなどを置いておける全員分の便利な小物入れも用意しています。その他にも、仮眠できるベッドやチェアを完備した個室もあり、スタッフへの気遣いが感じられます。

スタッフはこれらの設備を活用し、リフレッシュしながら働くことができています。

About this Project

業種
コールセンター
企業名
株式会社プライムアシスタンス
プロジェクト名
株式会社プライムアシスタンス 新潟コンタクトセンター新規設立プロジェクト
所在地
新潟県新潟市中央区古町通五番町615番地
WEBサイト
https://prime-as.co.jp/
デザイナー
関連タグ
Credit
編集
モリヤワオン(ノオト)、オカムラ編集部
執筆
渡辺まりこ

記事内の情報は取材当時の情報です。

この記事は2024年10月 8日に公開されたものです。

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