
新庁舎では区民サービス向上のために、職員の生産性を高める執務環境にすることがメインテーマでした。特に旧庁舎では、コミュニケーションの取りにくさが課題となっていましたね。

各課の代表者で構成されるプロジェクトチームを編成し、新しい環境や働き方について検討を進めました。集中できるブースがほしいとか、机を動かせるようにキャスター付きにしてほしいとか、そうした職員の声をできるだけ反映させようと意識しました。
また、移転前には職員アンケートを取り、その結果を元に働き方のルールを変えた部分もあります。

そうした検討の積み重ねによって、働き方が一変しましたね。私の課では、以前は必ず紙の図面を広げていました。今はすぐ近くにある打ち合わせコーナーで、図面をモニターに映しています。自由に拡大できて注目すべきポイントもすぐに共有できますし、14万枚ほどあった紙の図面はほとんどなくなりましたね。タブレット端末を現場に持って行くなど上手くツールを使っていますし、新しい働き方に自分自身も適応できていると感じています。

当初は図面を広げるために大きなテーブルがほしいと言っていましたよね(笑)

働き方の変化に対しては若手職員の順応性が早く、ベテランの職員が若手から教えてもらうこともあります。コミュニケーションが課題だという話が最初にありましたが、チャットを利用し、個人、グループ、他部門と必要に応じてすぐにやり取りできますから、格段にコミュニケーションの自由度が上がっていると感じます。