株式会社JMAホールディングス 一般社団法人 日本能率協会 株式会社日本能率協会コンサルティング 本部（東京）オフィス
コミュニケーションの質が さらに高められる 創造的空間になりました！
「ルール」「IT」「環境」の
3つの柱で働き方が進化
ここは多くのお客様が成長を期待して学びに来てくださるセミナーの場所でもあります。私たちがリラックスして仕事ができることも大事ですが、お客様がいつもと違う空間でしっかりと学べる、おもてなしの場であることはとても大切です。そこでJMAホールディングスの方で、いろいろと工夫を凝らしてもらいました。研修室のデスクとチェアは長時間座っていても疲れにくい、最高のものにすることができたと感じます。
オフィスでの働き方においては、「ルール」「IT」「環境」の3つの柱が大切だと思います。ルールについては、時差出勤やシェアードオフィスの利用なども含め、ダイバーシティに対応しながら整備を進めています。IT関係は以前のPHSからスマートフォンに変え、チャットツールを導入し、ペーパーレスも推進するなど、情報共有や意思決定のスピードがだいぶ変わりました。今後はRPAの導入も考えながら、本当の意味での業務改革を行った上での働き方改革につなげたいと思います。そして環境ですが、什器が一新されたのはやはり気持ちいいですね。新しいオフィスになり、リラックス効果や気分を切り替える効果は間違いなくあります。そして、フリーアドレスによって今まで仕事上は関係のなかった人が近くに来ますから、いろいろな話が聞けるなど、コミュニケーションの質が高まり広がっています。
体を動かし背筋も伸ばせる
上下昇降デスクが人気
4月から組織体制を変え、今までよりもさらに意思決定のスピードを高めるキーワードとして「フラット化」を掲げています。もう一つのキーワードが「部門の壁を壊す」。いろいろな交流を、新しいものを生み出すきっかけにしたいです。部門横断型のプロジェクトを立ち上げ、新規事業の創出につながるような取り組みのベースができるといいですね。
フリーアドレスの執務エリアでは、上下昇降デスクの人気が高く、先に埋まります。人それぞれ好みのポジションに合わせることができ、背筋が伸びる高さにもできます。企画中心で考える仕事が多いのですが、ずっと同じ姿勢だと肩が凝ってきますよね。体を動かせる環境があるというのは大きな違いです。
新オフィスについても含め、働き方改革に対するアンケート調査を春に行いましたが、自由意見の欄への記入をまとめたら、A4サイズで50枚くらいになりました。良かったという声も、もっと変えてほしいという声もあり、みんながオフィスに対して強い想いを抱き、期待してくれていることに胸が熱くなりました。今後は運用としくみづくりによって、さらに働き方改革を加速させていきたいですね。
WORKER’SVoice
場が変わることで、意識が変わり、行動が変わり、
未来の働き方へ一歩一歩進んでいくと感じます。
オフィスのリニューアルに伴い、働き方改革を進める上でフリーアドレスを導入し、さらにモバイルPCやスマートフォン、勤怠管理システムなどさまざまなITツールも導入しました。少しずつ働き方が変わる一方で、単に勤務時間を削るだけではなく、できるだけ創造的な業務に移行できるよう、社内の好事例・取り組みをもっと浸透させて成果を生み出すのが大切だと考えています。
オフィスのリニューアル後にアンケートを取りましたが、他部門とのコミュニケーションが増えたという前向きな結果が出ました。逆に、上司や同僚を探すのがたいへんになったなどの声もあり、今後は導入したツール・働き方の意図を伝えながら、そのような意見を改善していきたいと思っています。新しい働き方やツールに慣れると、期待した横断的なコミュニケーションの広がりが落ち着いてしまうことも考えられるので、みんなが飽きないように運用できたらいいですね。
自社内のみならず、官公庁や都が主導する「テレワーク・デイ」や「時差Biz」と連動した積極的な取り組みも行っています。そうした取り組みを外部の方と一緒に実行することで、自分たちの働き方が変わっていくことにも期待しています。働き方の変化に漠とした不安を感じる人もいるかもしれませんが、少しずつ皆さんの意識や働き方が変わると、どこかのタイミングで定着し当たり前のことになって、また一歩前に進みます。大きくオフィスというこの場が変わったことで、意識そして行動が変わり、さまざまなバックグラウンドを持った職員が働きやすい組織になって、これまで以上に変化する産業・企業課題を解決する創造的な事業の開発をし続ける協会のあり方につながると信じたいですね。
