多様な働き方を考慮し、
快適な座り心地を全てのワーカーに。
近年、テレワークとオフィスワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」や、仕事の内容に合わせて時間や場所を選んで働く「Activity Based Working(ABW)」など、多様な働き方が広がっています。オフィスなどの働く場では、固定席が少なくなり、タスクシーティングはいつも決まった人が使用するものではなく、さまざまな人が使用するものに変化してきています。
これまでのタスクシーティングでは座る人が変わるたびに調整が必要でしたが、Spher(スフィア)なら座るだけで体格にあわせて背もたれと座面が身体を包み込むように変形し、自然と身体にフィットします。複雑で多くの調整はもう不要となります。最低限必要な調整のみで、長時間座っても疲れにくく快適な座り心地を全てのワーカーにお届けします。
身体に合わせて自在にフィット
Evidence 01身体のわずかな
体格差にも対応
成人男女100名の腰まわりと臀部の形状を計測し、背もたれと座面の理想的なカーブを調査しました。小柄な人にも大柄な人にも合う背もたれと座面を追究し、わずかな体格差にも対応できるようにカーブに変形幅を持たせることで身体へのフィット感がかつてないほど高まりました。背もたれと座面への身体の収まりがよく、自然にニュートラルな姿勢で座ることができます。
Evidence 02体格にあわせて
自然に変形する
「3Dフィジカル
フィットシェル」
独自のスリットにより、しなやかさと強度を兼ね備えたインナーシェルを背もたれと座面に採用。操作なしに、体格に合わせて自然とシェルが変形し、身体をやさしく包み込みます。「大柄な人」「小柄な人」さまざまな体格にぴったりフィットし、快適な座り心地をお届けします。
Evidence 03体格を問わず、
より体圧を分散
3Dフィジカルフィットシェルにより椅子と身体の接地面積が従来製品よりも増えました。その為、大柄でも小柄でも身体にかかる圧力がより分散され、適切な体圧分散により血流が圧迫されず長時間座ってもより疲れにくくなりました。
現代のワークシーンには、
この軽やかさが必要だった。
背座はあらゆる体格に合わせて自然にフィットし、座り心地を高めるために必要な調節機能は有しているので、 場所や座席を固定しないABW(Activity Based Working)やフリーアドレスのオフィスに最適です。
内側に角度をつけたスムースフィッティングアームは、タブレットやスマートフォンなどのあらゆるデバイスで仕事をこなす現代にフィットする新しい形状です。
しなやかな背もたれは柔軟に変形し、身体の動きにあわせて自然と追従しサポートします。
座り心地をさらに高める機能
ハイパフォーマンスな機能を備えつつ、使い勝手にもこだわりました。
Function
01
アームの種類と機能
デザインアーム(スムースフィッティングアーム) タブレット端末やスマートフォンで仕事をする際に、快適な姿勢が自然ととれるように、内側に丸みを帯びたデザインアーム。デバイスを使用している時に柔らかく肘や腕を支えます。
アジャストアーム(4Dアーム) 体格や姿勢の変化に合わせて、パット部が上下(1D)、角度(2D)、前後(3D)、左右方向(4D)の調節が可能です。上下は100㎜、角度は内側20°、外側10°、前後は40㎜、左右は片側25mmずつ可動します。
Function
02
座面の奥行き調節
座面の奥行きを座ったままの自然な姿勢で体格に合わせて前後にスライドし調節ができます。(ストローク:50㎜)
※座面の奥行き調節なしタイプもあります。
Function
03
リクライニングの強弱調節
座面右下のダイヤルでリクライニングの強弱調節が行えます。これまでのダイヤル式よりも、少ない回転数で最弱~最強の調節が可能です。
Function
04
座面の高さ調節
1人ひとりの体格に合わせ、座面の右下にあるレバーの操作により、座面の高さ調節が行なえます。
(ストローク:100㎜)
Function
05
異硬度クッション
固さの異なる3 種類のウレタンを一体で成型。座面の前方は太ももを圧迫しないように柔らかく、後方は臀部をしっかり支えるために硬めのクッションを採用。
Function
06
アンクルチルト®リクライニング
くるぶしを中心として、背と座がシンクロしてスライドするアンクルチルト®リクライニング。リクライニング時にも、太腿などを圧迫することなく、自然な姿勢をサポートします。座面左下のレバーでお好みの角度に固定できます。(リクライニング角度:20°、リクライニングの固定は3段階です。)
Function
07
ハンガーの高さ調節
ハンガーは高さの調節が行なえます。(ストローク:120㎜)
Function
08
ランバーサポート
「3Dフィジカルフィットシェル」と合わせて使っていただけるランバーサポートです。 ランバーサポートは、高さの調節が行えます。(調整幅:70㎜)
持続可能な社会にむけて
廃漁網リサイクルファブリック「Re:net(リネット)」
私たちオカムラは、企業の社会的責任を果たしていきます。他のオカムラ製品と同様に、スフィアは持続可能性を重視して設計されています。
これには長い保証年数が含まれているだけでなく、再生材やオフィス空間の空気を汚さない素材の使用、クリーニングによるメンテナンスやパーツ交換、使用後のリサイクルなど重要な役割を果たします。
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原材料の使用削減、軽量化・減量化、
未利用資源の有効活用 省資源 - 部品の分別・分解が容易、再生資源として利用 再資源
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ロングライフ設計・アフターサービス
(クリーニング・パーツ交換) 長寿命 -
日本の廃漁網をリサイクルしたファブリック
「Re:net(リネット)」を採用 再生材 - 製品・部品がリユース可能な設計、製品の再利用 再使用
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国際的な規格・認証の適合、
環境負荷物質の使用回避・削減 安全・環境 - 製品製造時・配送時の消費エネルギー削減 省エネ
タスクシーティングに、
インテリアを選ぶ楽しさを。
チェアタイプ | 5本脚 | |
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背サイズ | エクストラハイバック、ハイバック | |
肘 | アジャストアーム(4Dアーム)、デザインアーム(スムースフィッティングアーム) | |
キャスター | ノーマル(ナイロン)、ホロー(ウレタン) | |
座面奥行き調節 | あり、なし | |
オプション | 固定ヘッドレスト、ハンガー、ランバーサポート | |
シェルカラー |
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ファブリックカラー | リネット(10色) |
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インターロック(8色) |
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Lineup
ARシミュレーション
モバイル端末の画面に表示された空間内に家具を配置できます。空間に合わせて自動で設置サイズが調整されます。
CT2CAA-FRU4
CT4CFC-FRU6
操作方法
- 1.カメラのQRコード読み取り機能を使用してQRコードを読み取り、URLにアクセスします
- 2.家具が画面に表示されたら家具の画像をタップして、その後ARボタンをタップします
- 3.オフィスやご自宅等のフロア面を画面に映し、スキャンします
- 4.スキャンに成功すると家具が配置されます
- 5.家具が配置されたら、家具をドラッグして目的のスペースに移動し、表示を確認します
動作環境
iOS12以上/iPad OS (iPhone / iPad)
※通信料はお客様ご負担となります。
※一部機種(iPad mini)は対応しておりません。
カラダとシーティングの
関係性について考える
カラダのプロにスフィアについて
語っていただきました。
Voice
01
私は身体の専門家として、たくさんの方から椅子についての悩みを聞いてきました。その多くは「長時間座っていると疲れる」というもの。座りっぱなしが疲れるのは、本来働くべき深層筋*が使えていないため。
スフィアは、「座る人の身体に寄り添う」というコンセプトでつくられました。座面と背面で立体的に体幹を支える構造により、深層筋*が自ずから働くようになり、骨盤や背骨が楽に立ち上がり、自然に長時間維持できる姿勢に導かれます。
足裏が地面にぴったり着いて、骨盤が自然に締まり、「ちゃんと座るとはこういうことなのか」を教えてくれる椅子なのです。
しっかり仕事に向き合いたいときも、少しリラックスしたいときも、自在に身体を支えてくれるこの椅子の魅力を一人でも多くの方に体験していただけることを願っています。
*深層筋:腸腰筋、腹横筋等の姿勢を支えるために身体の深部で自然に働く筋肉。美しく、機能的なボディをつくるために、ヨガやピラティスなどでトレーニングされる。
藤本靖 | Yasushi Fujimoto
環境神経学研究所 代表
https://www.neural-intelligence.company/
ボディワーカー / 研究者
上智大学・長野県立大学大学院非常勤講師(神経生理学・身体性思考)
Voice
02
椅子は、快適な環境で働くための重要な道具のひとつです。オカムラは、働く環境のさまざまな変化に対応しながら、長年研究をおこなってきました。
従来のオフィスでは、個人にデスクや椅子が割りふられていました。しかし今や1人が占有することは少なくなり、同じ椅子やデスクを不特定の様々な人が使うという状況が一般的になってきています。また、働き方や働く場が多様になるとともに、オフィスワーカーのダイバーシティ化が進んでいます。
Spherは、座った瞬間に体形に合わせて背もたれと座面が変形して身体にフィットする構造なので、快適にご使用いただけるのではないかと思います。実際の座り心地を、ご体感いただけければ幸いです。
浅田晴之 | Haruyuki Asada
(株)オカムラ ワークデザイン研究所
一級建築士、認定人間工学専門家。オフィス環境の構築、運用、評価に関する調査・研究業務や、人間工学的な視点に立った製品開発業務に従事。