• Best Of NeoCon 2023 Silver
  • HiP Award 2023 HONOREE

Concept

多様な働き方を考慮し、
快適な座り心地を全てのワーカーに。

Concept Movie

近年、テレワークとオフィスワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」や、仕事の内容に合わせて時間や場所を選んで働く「Activity Based Working(ABW)」など、多様な働き方が広がっています。オフィスなどの働く場では、固定席が少なくなり、タスクシーティングはいつも決まった人が使用するものではなく、さまざまな人が使用するものに変化してきています。
これまでのタスクシーティングでは座る人が変わるたびに調整が必要でしたが、Spher(スフィア)なら座るだけで体格にあわせて背もたれと座面が身体を包み込むように変形し、自然と身体にフィットします。複雑で多くの調整はもう不要となります。最低限必要な調整のみで、長時間座っても疲れにくく快適な座り心地を全てのワーカーにお届けします。

3D Physical Fit Shell

身体に合わせて自在にフィット

体格に応じて自然に変化してフィットする「3Dフィジカルフィットシェル」を搭載したスフィアは、
シーティングと身体の理想的な関係を叶えます。

Evidence 01身体のわずかな
体格差にも対応

成人男女100名の腰まわりと臀部の形状を計測し、背もたれと座面の理想的なカーブを調査しました。小柄な人にも大柄な人にも合う背もたれと座面を追究し、わずかな体格差にも対応できるようにカーブに変形幅を持たせることで身体へのフィット感がかつてないほど高まりました。背もたれと座面への身体の収まりがよく、自然にニュートラルな姿勢で座ることができます。

Evidence 02体格にあわせて
自然に変形する
「3Dフィジカル
フィットシェル」

独自のスリットにより、しなやかさと強度を兼ね備えたインナーシェルを背もたれと座面に採用。操作なしに、体格に合わせて自然とシェルが変形し、身体をやさしく包み込みます。「大柄な人」「小柄な人」さまざまな体格にぴったりフィットし、快適な座り心地をお届けします。

背もたれの変形 脊髄の自然なS字ラインをキープしながらも、小柄な人の身体をやさしく包みこむような腰まわりの背もたれカーブ。大柄な人でも、背もたれのサイドが身体にあわせて変形し、しなやかに包み込ます。

座面の変形 座面の適切な箇所に最適なスリットを施すことにより、体格に応じて、お尻周辺と太もも周辺の沈み込み量が調整され、お尻まわりを快適にホールドします。

Evidence 03体格を問わず、
より体圧を分散

3Dフィジカルフィットシェルにより椅子と身体の接地面積が従来製品よりも増えました。その為、大柄でも小柄でも身体にかかる圧力がより分散され、適切な体圧分散により血流が圧迫されず長時間座ってもより疲れにくくなりました。

小柄
大柄

Scene

現代のワークシーンには、
この軽やかさが必要だった。

背座はあらゆる体格に合わせて自然にフィットし、座り心地を高めるために必要な調節機能は有しているので、 場所や座席を固定しないABW(Activity Based Working)やフリーアドレスのオフィスに最適です。

内側に角度をつけたスムースフィッティングアームは、タブレットやスマートフォンなどのあらゆるデバイスで仕事をこなす現代にフィットする新しい形状です。

しなやかな背もたれは柔軟に変形し、身体の動きにあわせて自然と追従しサポートします。

Organic Design

柔らかな佇まい

Function

座り心地をさらに高める機能

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ハイパフォーマンスな機能を備えつつ、使い勝手にもこだわりました。

操作説明Movie

Sustainability

持続可能な社会にむけて

廃漁網リサイクルファブリック「Re:net(リネット)」

私たちオカムラは、企業の社会的責任を果たしていきます。他のオカムラ製品と同様に、スフィアは持続可能性を重視して設計されています。
これには長い保証年数が含まれているだけでなく、再生材やオフィス空間の空気を汚さない素材の使用、クリーニングによるメンテナンスやパーツ交換、使用後のリサイクルなど重要な役割を果たします。

  • 01 原材料の使用削減、軽量化・減量化、
    未利用資源の有効活用
    省資源
  • 02 部品の分別・分解が容易、再生資源として利用 再資源
  • 03 ロングライフ設計・アフターサービス
    (クリーニング・パーツ交換)
    長寿命
  • 04 日本の廃漁網をリサイクルしたファブリック
    「Re:net(リネット)」を採用
    再生材
  • 05 製品・部品がリユース可能な設計、製品の再利用 再使用
  • 06 国際的な規格・認証の適合、
    環境負荷物質の使用回避・削減
    安全・環境
  • 07 製品製造時・配送時の消費エネルギー削減 省エネ

Lineup

タスクシーティングに、
インテリアを選ぶ楽しさを。

チェアタイプ 5本脚
背サイズ エクストラハイバック、ハイバック
アジャストアーム(4Dアーム)、デザインアーム(スムースフィッティングアーム)
キャスター ノーマル(ナイロン)、ホロー(ウレタン)
座面奥行き調節 あり、なし
オプション 固定ヘッドレスト、ハンガー、ランバーサポート
シェルカラー
ファブリックカラー リネット(10色)
インターロック(8色)
 Color Simulator AR 360° VIEW

Voice

カラダとシーティングの
関係性について考える

カラダのプロにスフィアについて
語っていただきました。

Voice
01

私は身体の専門家として、たくさんの方から椅子についての悩みを聞いてきました。その多くは「長時間座っていると疲れる」というもの。座りっぱなしが疲れるのは、本来働くべき深層筋*が使えていないため。

スフィアは、「座る人の身体に寄り添う」というコンセプトでつくられました。座面と背面で立体的に体幹を支える構造により、深層筋*が自ずから働くようになり、骨盤や背骨が楽に立ち上がり、自然に長時間維持できる姿勢に導かれます。

足裏が地面にぴったり着いて、骨盤が自然に締まり、「ちゃんと座るとはこういうことなのか」を教えてくれる椅子なのです。

しっかり仕事に向き合いたいときも、少しリラックスしたいときも、自在に身体を支えてくれるこの椅子の魅力を一人でも多くの方に体験していただけることを願っています。 *深層筋:腸腰筋、腹横筋等の姿勢を支えるために身体の深部で自然に働く筋肉。美しく、機能的なボディをつくるために、ヨガやピラティスなどでトレーニングされる。

藤本靖 | Yasushi Fujimoto 環境神経学研究所 代表
https://www.neural-intelligence.company/
ボディワーカー / 研究者
上智大学・長野県立大学大学院非常勤講師(神経生理学・身体性思考)

一般的に、長時間のデスクワークにより姿勢や呼吸が制限され、理想的な姿勢を維持し続けることが難しい。
スフィアの座面の機能は、太腿を外側から包み込むようにホールドするため、凝固まった腸腰筋の緊張がゆるみ、股関節が自然な位置にもどり、足裏が床面にしっかり接地します。そのため、土踏まずのアーチが活性化し、長時間座っていても疲れにくくなります。

着座時の上半身の負担を軽減するには、腹腔*を覆う筋肉全体を活性化させ、腹圧を高め、エアバックのような立体構造でお腹を支える必要があります。
スフィアの背もたれの機能は、体幹の側面まで包み込むようにサポートするため、エアバック構造に重要な役割を担う腹横筋が活性化し、自然なお腹の支えが生まれます。それにより横隔膜*が自然に機能し、呼吸が改善されることも期待できます。 *腹腔:肋骨と骨盤の間にある内臓を包み込む身体内部の空間
*横隔膜:胸腔と腹腔を仕切る肺呼吸に関わる筋肉の1つ

Voice
02

椅子は、快適な環境で働くための重要な道具のひとつです。オカムラは、働く環境のさまざまな変化に対応しながら、長年研究をおこなってきました。

従来のオフィスでは、個人にデスクや椅子が割りふられていました。しかし今や1人が占有することは少なくなり、同じ椅子やデスクを不特定の様々な人が使うという状況が一般的になってきています。また、働き方や働く場が多様になるとともに、オフィスワーカーのダイバーシティ化が進んでいます。

Spherは、座った瞬間に体形に合わせて背もたれと座面が変形して身体にフィットする構造なので、快適にご使用いただけるのではないかと思います。実際の座り心地を、ご体感いただけければ幸いです。

浅田晴之 | Haruyuki Asada (株)オカムラ ワークデザイン研究所
一級建築士、認定人間工学専門家。オフィス環境の構築、運用、評価に関する調査・研究業務や、人間工学的な視点に立った製品開発業務に従事。

製品の開発ストーリーはこちらから Make With

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