素材の力でオフィスを心地よく、創造性を刺激する。
CMFのコンセプトをムービーで紹介します。
ワクワクやドキドキを感じられる環境こそ、創造性を育み、効率性をもたらします。
だからこそ、私たちのオフィスは、素材の力で感性を刺激する場所であってほしい。
じっくり集中、活発なコラボレーション、力を抜いてリラックス。
それぞれの行動には、それぞれに適したCMFがある、と我々は考えています。
一人ひとりが作業や目的に合った場所を選び、のびのびと働ける。
そんな「はたらき心地」のよい空間をCMFの視点から提案します。
Color
赤、青、黄
などの色
Material
木、樹脂、金属
などの素材
Finish
光沢、マット
などの仕上げ
国内の使用済み漁網を回収しリサイクルした再生ナイロン「REAMIDE(リアミド)」の糸と再生PET糸を編み込んだニット「Re:net(リネット)」。日本の海洋プラスチック問題に挑戦したファブリック開発には、様々なチャレンジが必要でした。
オカムラでは、空間のテーマに合わせたCMFの要素を素材や小物を使用して再現し、空間の世界感を共有する手法の1つであるCMF VISIONを使って分析、検討を行い、開発にも活かしています。
"CMFでオフィスを心地良く"をテーマに、一日の業務中に発生する異なった様々なタスク、ミッションなどの機能に相応しい環境、空間に沿った具体的なキーワードを取り上げ、従来の視覚(色)に限らずニーズの高い触感(仕上げ)などCMFが持つ3つの要素を組み合わせた素材力の分析、開発を行っています。環境、空間に沿った具体的なキーワードの一例として"4つの世界観"を設定し、それに合致したCMFをご紹介します。
CMF VISIONをベースに、検討を行い、開発に活用された素材、製品
VELTOUCH(ベルタッチ)
光の反射を抑えたマットな表面仕上げとソフトな質感でシルクのようになめらかな手触りで上質感を演出する化粧板です。
(特長)
・低反射でマットな上質感
・なめらかな手触り
・指紋が目立ちにくい
空間のイメージに合わせてセレクトできる木目シリーズ。やさしい木目や力強い木目など、木の素材感を感じさせる品揃えです。
ホワイトオークナチュラル
ナチュラル洗練されつつも温もりのある表情のオークの板目。
ダオ ミディアム
ユニークでエキゾチックな表情のダオの柾目。
アッシュ ブラック
ほんのり色味のある黒色が温かみを与えつつ高級感を演出するアッシュの板目。
Re:net(リネット)
廃漁網をリサイクルしたファブリック
国内の使用済み漁網をリサイクルした再生ナイロン「REAMIDE(リアミド)」の糸と再生PET糸を編み込んだニット。シンプルな網目状のパターンと、4色の糸を用いた深みのある色合いが、居心地のよい空間を演出します。
Re:net(リネット)
日本の海洋プラスチックごみへの挑戦
日本沿岸に漂着した海洋ごみの内、漁具(漁網やブイなど)が3割を占めています※1。
廃漁網をイス張り用生地の原材料として活用することで、海洋プラスチックごみを減らし、自然豊かな日本の海を保つことに貢献します。
※1容積比率の場合 出典:平成29年度漂着ごみ対策総合検討業務報告書/環境省
Re:net(リネット)
網から編へ
複雑な形状の家具にも使用できるように、適度に伸縮性のある編み柄でできた、柔らかく風合いの良い生地です。
「網」をイメージさせる編み組織には、1色あたり最大4色の糸を使用し、奥行きのある質感を表現しています。長くご使用いただけるよう、環境に優しいフッ素フリーの防汚加工を施しています。
Interlock(インターロック)
落ち着いた風合いのファブリック
目指したのは、"味わい深いジーンズ"のような親しみやすいファブリック。ポリエステルのみ染色することにより独特な自然なぬくもりを感じさせます。
Interlock(インターロック)
使用済PETボトルをリサイクルしたファブリック
生地に使用しているポリエステル糸の一部を使用済PETボトルからできた再生PET糸に置き換えていきます。
Twill(ツイル)
深みのある配色のファブリック
緯糸と経糸に明るさや色の差をつけ、斜めのラインをより強調することで、視覚的に立体感をもたせています。
「カジュアルなインテリア空間」を演出します。
Boucle(ブークレ)
見た目も触感も柔らかなファブリック
表面に糸の輪ができるように加工されたファブリックです。モコモコとした見た目と触感が、空間に柔らかさと温かみを与え、リラックス感を演出します。
Prize Wood(プライズウッド)
Soft Luxury 柔らかな上質感の木目柄
板目と柾目の継ぎ巾にこだわり、イタリアンウォールナットがもつ上質な素材感を追求。
彩度を落とし、柔らかく品のある木色に仕上げています。本物の木肌に近づけたマットで深いシボ加工が感性を刺激します。
Prize Wood(プライズウッド)
自然に馴染むナチュラル色
自然に多くみられるナチュラルな木色を空間に取り込むことで、心身共に癒され、居心地の良い空間を演出します。
リノリウム天板
天然素材由来の化粧板
亜麻仁油、ロジン、木粉、石灰粉、天然色素などの天然の原材料からできた化粧材。マットで暖かくソフトな質感は、指紋がつきにくく、落ち着いた空間を演出します。生産時にカーボンニュートラルを達成しているサステナブルな環境配慮素材です。(抗菌・抗ウイルス性能あり)
未利用材
日本の森林に眠る未利用材を新たなマテリアルに
木材を育てる過程で発生する、枝葉などの不要な部分。これらの「未利用材」が森林に残されていると、台風や大雨の際に被害を拡大させる可能性があります。この重要な社会課題を解決するため、未利用材や流木などを活かした製品をつくりました。
Grain Stone (グレインストーン)
Qualia Wood(クオリアウッド)
上質感を演出する化粧板
上質な空間に個性をプラスする抽象柄と、樹種ごとの魅力的な表情を忠実に再現した上品な木目柄の化粧板です。
Grain Stone (グレインストーン)
上質な空間に個性をプラスする石目柄
個性のある石目柄にグロス&マット加工が施されることにより、光沢のコントラストが現れます。艶や陰影による深みのある表情は、空間に馴染みつつ、上質な空間を演出します 。
Qualia Wood(クオリアウッド)
樹種ごとの魅力的な表情を
忠実に再現した上品な木目柄
オーク材の重厚感ある綿密な木理、
ウォールナット材が持つ端正な木目、
アッシュ材の伸びやかな抑揚など、
ナチュラルな表情の木目が空間に温かみを加えます。
サテン調塗装
ラフな質感をもった凸凹感のある塗装
目指したのは、"反射の少ない上質な仕上げ"。ざらざらとした触感により、派手になりすぎず、リビングオフィスの空間にも馴染みます。
サテン調塗装
木質に馴染むライトグレージュ色
ベージュよりも彩度が低く少し明るいライトグレージュ色は、木の色に馴染む温かみのあるカラーです。
艶の少ないマットなサテン調仕上げが、より穏やかな空間を演出します。
グレイッシュ塗装
空間に馴染む落ち着いた色
彩度が低く鈍いグレイッシュカラーは、自然の色合いと馴染みのよい色です。
グレイッシュグリーンは、植物の色によく馴染む、彩度の低い落ち着いた色です。木の色との相性も良く、爽やかさや安らぎを演出します。
グレイッシュ塗装
空間に馴染む落ち着いた色
グレイッシュレッドは、アーストーンのあたたかみを感じる落ち着いた色です。
組み合わせにより、優しい空間もシックな空間も表現できます。
糸から織りまで自社でこだわりのものづくり、Camira(カミラ)
オフィスを中心に、様々なコントラクト用椅子張り生地を製造販売しています。糸の撚糸から織りまで一貫して自社工場で生産し、高品質なファブリックを世界80カ国以上に輸出しています。
安心・快適・清潔な環境づくりをサポートする、メンテナンス性に優れた素材です
抗ウイルス加工が施されたメラミン化粧板や生地、アルコールなどを用いたふき取りによる消毒が可能なビニールレザーなど、メンテナンス性に優れた素材を各種取り揃えています。
空間のイメージに合わせてセレクトできる化粧板シリーズです。
他の素材にはない"自然のあたたかみ"がある木目柄、マットな表面仕上げとソフトな質感が特徴な化粧板など、上質でこだわりぬいた素材をお選びいただくことができます。
あらゆる空間に展開されるロビーチェア向けの専用コレクションです。
多方面での使用を想定したメンテナンス性に優れた通常のビニールレザーに加えファブリックのような意匠性、肌触りを実現したタイプや防水性、撥水性、透湿性など機能が高いファブリックなど豊富なコレクションを取り揃えています。
オフィスワーカー1,000名を対象に"はたらき心地"についてアンケートを実施
Q1
「効率性を高める」「創造性を高める」「健康的に働く」ために、
どのようなオフィスで働きたいと思いますか?
機能面よりも、"リラックス"や"居心地の良さ"といった感覚的な要素をオフィスに求めるワーカーが多いようです。
Q2
オフィスに "色彩"や"質感・触感の良さ"を取り入れたいですか?
2016年と比較して14.7ポイント上昇!!
2016年と比較して13.2ポイント上昇!!
色彩や質感・触感に対するワーカーの意識は、2016年と比較して、より高まっていることがわかりました。
Q3
オフィスに "色彩"や"質感・触感の良さ"を取り入れたほうがよい
と思う理由はなんですか?
若い世代ほど、"色彩"や"質感・触感の良さ"の取り入れに対して、さまざまな効果を期待しているようです。
Q4
オフィスで "色彩"や"質感・触感の良さ"を取り入れたい場所はどこですか?
受付・ロビーに加えて、執務室のような日ごろよく使用する場所に対してもCMFを取り入れたいと考えているようです。